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スポーツ選手のサプリメントルーティーン

●試合前にNGな栄養摂取とは

そもそもNGなことをやっているとサプリメントを摂っていても意味がない
①お腹を満腹にしない
②直前に血糖値を急上昇させない


①お腹を満腹にしない
トレーニングの前に空腹に耐えられないから牛丼やハンバーガー食べようとしてしまう人がいるが、競技というレベルになったら満腹は避けたほうがよい。

では、実際どのくらい空腹にしておけばいいのか
サッカーや野球、プロレスや総合格闘技など含めて3時間開けるのが望ましい。
3時間は固形物を摂取することを避けることで、空腹の状態を作ることができる。
空腹にしておく理由としては、リバースしないためである。
しかし、日常の中で3時間何も食べないで空腹状態にするというのはなかなか難しいので、2時間くらいは開けた方がよいと考えられる。
しかし、全く何も入れないというわけではなく固形物を入れない時間を作るということである。

②直前に血糖値を急上昇させない
血糖値が上がれば、インシュリンが出てそれを取り込んでいくのだが、動き始めると筋肉も糖を取り込み出す。そうなるとダブルで糖を取り込むという状態になる。
そうなると、大袈裟にいうと低血糖な状態になり、非常に疲労感を感じる状態である。

トレーニング前で空腹ではいけない、糖を入れないといけないと思って、チョコレートをたくさん食べたり、普段はブラックコーヒーなのに、その時だけガムシロップを大量に入れたりする人がいる。
確かに、その時は血糖値が一気に上がることで一瞬やる気は出たり元気にはなるのだが、そこから体を動かしていくと非常に疲労感を感じることになる。
ランニングなどを行うと、この症状が顕著に出るという方もいるので、直前に血糖値を急上昇させるのは避けた方がよい。
*特にブドウ糖・ショ糖(砂糖)の摂取は避けるべきである。
一方、果糖(フルクトース)を含む果物などは血糖値を上げないので直前でもよい。

まず、この二つはおさえておきたいところである。

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