MSSさん、ポップスにハマる。の巻

こんにちは。MSSさんです。
ポップスは全然聴かない人間だったのにAdoさんとshudouさんのうっせえわ、ピノキオピーさんの神っぽいな、ツミキさんのフォニイを聴いてからというもの、ここ二年ほど狂ったようにポップスを聴きまくってます。なぜ今ポップスなのか?ある日突然素晴らしいと思ってしまったからです。感動したからです。音楽にウソをつきたくないのです。

ボカロポップスに関しては曲がバズったら歌い手が我先に歌ってみたを出す流れがずっと苦手でした。リスペクトが無いと思ってしまうんです。意識が変わったのは歌が好きなVtuberさんが発表されたのがいつとか関係なく自分が好きなボカロポップスの歌ってみたを投稿してて、それってすごくいいなと思って聴いてました。そしてAdoさん。Adoさん、めちゃくちゃボカロ曲のオタクで、作家性の分析も的確だし曲への感情がデカイんですよね。ボカロ曲はAdoさんが歌うことによって意味が変わるというか、Adoさんが歌うということは完成された料理の味つけを変えてしまうということなんですよね。そこにちゃんと向き合っている。役と向き合う映画の役者のようなストイックさを感じます。YOASOBIって小説を曲にするグループじゃないですか。原作のメッセージにYOASOBIの作風をブレンドして完成したものがYOASOBIになる。AdoさんとYOASOBIは原作へ向き合う点が似てると感じます。そしてAdoさんとYOASOBI両者ともアーティストとして特定のイデオロギーを感じません。それは原作作家のものなのです。ファン以外の多くの人からAdoさんは「うっせえわ」の歌詞のイデオロギーを持つ人だと思われてることでしょう。実際は作家であるshudouさんの持つイデオロギーです。初めてAdoさん自身の心情吐露がされたように思える楽曲は「アタシは問題作」ですが、こちらの楽曲も作家のピノキオピーさんが「会ったことも喋ったこともないけどきっとAdoさんはこんなことを考えてる人だろう」と想像して作られた楽曲だったりします。

何が言いたいかというと、とにもかくにもポップスは歌詞が素晴らしいんです。たぶんうんと昔からポップスの歌詞は素晴らしいんですけど、僕が聴き始めたのはつい最近なのです。すごい曲は感動して震えてしまう。そういった、楽曲の歌詞から垣間見えるアーティストのもつ美学などを僕なりに読み解いてみようと思います。不定期です。以前は結束バンドのヒグチアイさんが作詞を担当した楽曲の解説をしましたが、つまりああいう咀嚼を大好きな曲でしていこうと思っています。アーティストや楽曲に批判的なことは可能な限り書きません。「こうしたほうがいいのに」っていうの、それただの好みです。ラーメン好きな人でラーメン屋さんに「こうしたほうがいいのに」っていう人いますけどそれは好みであって、ただの作品と作家にリスペクトが無い人です。何かを作ってる人ならわかる感覚だと思うんですけど、そんなにみんながみんな創作活動をしてるわけではないので齟齬があるんでしょうね。つまり、

褒めちぎります。

しかも斜に構えた褒め方ではなく直球どストレートに愛をつづろうと思います。もうアーティストへのファンレターのような。なんか普通にファンレターで送ったほうがいい気がしてきました。ツイッターでやるとアーティスト本人たちにエゴサで見られてしまいます。部分的に切り取られてしまうと僕があなたを心の底から愛していることが正しく伝わりません。誤解を防ぎたいのです。アーティストからすると「そんな意図はない」という部分もあると思いますし。

なんで一般人のお前がそんなアーティストでもないのにアーティストのこと心配したり肩持ったりすんの?ワケワカンネ。

あんまり人気ないけど一応アーティストだコノヤロー!

またね!

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