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TOEICのコンテストで最多ツイート賞を受賞した人が感じたこと

「Don't look at others, look at yourself.」

憧れの本田圭佑もそういっていたが、私は素直に他人との比較が嫌いだ。そもそも英語学習においては、他人との比較が必要ないとすら思っていた。なぜなら、言語には、文化的な側面もあり、異文化理解も必要になってくる。その中で、学習時間や、高等機関での学習で、英語のスキルを比較することは出来ないと、個人的に思っていたのだ。

しかし、私は今回、SANTA TOEIC「スコアアップコンテスト」を通じて、Twitterで誰よりもツイートし、英語学習を発信・共有することで、初めて他人と自分の比較をしながら英語の学習に励んだ結果、スコアよりも、英語学習における大事な点について気が付いた。


1.英語学習法は学習者の数だけある

今回は、アプリ「SANTA TOEIC」を利用して学習しながらスコアアップコンテストに参加したが、Twitterでの他ユーザーを見て感じたことは、例え一つのアプリを利用していても、学習法は人それぞれ異なるということだ。間違えた箇所を実際にノートに書き写したり、音読しながら問題を解いたりと、同じ教材を使っていても、方法は無限にあるように感じた。

言語学習の方法に良し悪しがあるとするなら、それは自分にとって最も効率の良いものが、良しとされるべきものだと思う。言語学習の共通点は、前述した異文化理解が重要であることだが、言語学習の目的自体はTOEICで誰よりも高いスコアを取ることである人もいれば、留学前後のスコアチェック、社内での昇進である人もいる。その中で、共通する良い学習法を見つけるのは難しいため、学習法自体を知ることが、自分の英語力を最短で向上させる方法だろう。

だからこそ英語学習者同士で学習法を共有するのは大事で、もし、学習に行き詰まってたとしたら、それは理解力の問題ではなく、あなたに合った他の効率の良い学習方法があるかもしれない。それを知っているのは、英語を勉強している他人、すなわち英語学習者だ。英語学習に正解はなくても、自分の英語学習をより効率的にしたのは、他人と比較することだった。


2.発信し続けて気づいた他人と比較する意味

TOEICを学習しているとどうしても競争になってしまい、その状況で、自分の英語力に満足する時もあれば、失望することもあるだろう。

しかし、目標点数に届いていないのなら、その時点で他者と比較することで、まだ目的地の途中にいることを認識することができる。TOEICが英語力の全てでないと考えていたとしても、英語力上達までの過程を数値化してくれる大事な指標である。「目標としているスコアを取る人はどんな学習をしているのか」「同じスコアを持つ人と自分との長所と短所は何か」と、比較することで、自分の目標までの現在地を知ることができる。

こうして分かるのは、英語学習における他者との比較は、参考にするということと同義である。英語力は直接的な比較できなくても、間接的な比較、すなわち参考にする事で、自分の英語力に対してのレベルがより深く知ることができる。それは、単にレベルが高いか低いかではなく、効率的で新しい学習法から、自分と目標との距離を知ることができる。

そして、こうして発信する理由も、誰の良いものにも悪いものにもなる訳ではなく、まさに「参考になるもの」だからだ。これを見て、もっとこうすべき、これは真似しないようにしよう、これは真似しようと学習法をカスタマイズして初めて、自分自身にとって良いものになる。

私が話していることも、日本で英語学習をしている何千万人の内の一人の意見だが、紛れもなく自分自身の学習法・考え方として確立している。良し悪しは無いと思っているので、こうして発信している。

3.最後に

他者と比較することが良いという人もいれば、悪いという人もいるし、私のように新しい意味を見出して意見が変わる人もいます。この記事を書いている5月現在、連続してTOEICの公開テストが中止になっており、私自身もそうですが、TOEICを一つの目標にしていた人もいたと思います。悲しいですが、ここでもう一度、「自分がなぜ英語を勉強するか」「この学習法が本当に効率が良かったのか」を見直すチャンスかもしれません。そうでなくても、今回を機に、何かポジティブな意味づけをして、目的や手段を再考してみてください。

最後まで見てくださった皆様、ありがとうございました。今後も英語学習についての意見や方法を共有していきたいと思っていますので、私のnoteとTwitterのチェックをお願いします。


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