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〈学生PJ〉何のために働くか。何のために働きたいか

株式会社インオーダーさんのご協力のもと、6月16日から「2023京都光華女子大学×京都企業 ジブン未来発見プロジェクト」が開始しました。

このプロジェクトには、京都光華女子大学キャリア形成学部キャリア形成学科3年の5人の学生が参加をしています。

ディスカッションは4回目の最終回を迎えました。
今回のディスカッションは夏休みに入り、中々5人集まることが難しかったため、 リーダー、サブリーダーが相談をして案を出し、 今までと少し違った形の対面参加とオンライン参加のハイブリット形式で実施しました!

少し手こずってしまいましたが前回以上に楽しくディスカッションを行うことができました。

1.前回の振り返り

前回のテーマは「企業トップに質問!なぜ企業は新卒採用するのか」でした。

私は、質問をしていく中で「失敗を企業トップの方でもするのか、その失敗はどのように対応しているのか」について質問をし、失敗はするものであって受け入れて次どのように対応していくべきなのかが大事だということを学ぶことができました。

今後失敗することがあってもそれを受け入れ、どのように対応していくべきか冷静に判断していきたいなと思いました。

他のメンバーの振り返りでは、このディスカッションも回を重ねるごとに緊張がほぐれ、メンバーみんな積極的に発言をする数が増えてきているなと感じました。

他にも、業界選びだけではなくて考え方が同じ人と働くという就職先の探し方もあるのだなと知ることができました。

...などの振り返りがありました!

2.何のために働くか

今回は、京都光華女子大学キャリアコンサルタントの針谷綾子さんをゲスト講師に招いて、「何のために働くか。何のために働きたいか。」をテーマに第3回目となるディスカッションを行いました。

今までと少し違った形の対面参加とオンライン参加のハイブリット形式だったため事前に意見を交換していたものを発表する形にしたのでまずは、対面組から意見を発表していきました。

メンバーのそれぞれの意見では、
・お金を得るため(生活していくため)
・自分の成長につなげるため
・社会に貢献するため

・生きていくため
・人の役に立てるため
・経済を回すため

・充実した生活を送るため
・自分の家族の為に働きたい
・自分のスキルアップのため

・未来の自分と家族の為に(いつ何が起こるか分からないから)
・生活していくために
・社会貢献(人のために)

・生活をするため
・やりがいを得るため
・成長させていくため

…というような似ている意見もあれば、そのような考え方もあったのかと関心、気づかされる様々な意見がでました!

その中でも、私たちは2つの意見についてより深くディスカッションを行っていきました。

2-1やりがい

意見交換をしていく中でまずは、「やりがい」とは「どのような時にやりがいを感じるのか」などについてディスカッションをしました。

それぞれメンバーからは、「何かを達成したとき」「人の役に立ったとき」「人に感謝されたとき」などといった意見が出てきました。

その中でも、私の思うやりがいは「人の役に立ったとき」だと答えました。アルバイト先でお客様の欲しいもの、すぐに目に入ることができるように売り場がスカスカな場合だと商品に目を引かれにくかったり商品を見つけにくかったりするのではないかと考え、商品がスカスカな場合はすぐに陳列をし、お客様がスムーズにお買い物ができていると人の役に立てているなとやりがいを感じることができているからこの意見を出しました。
それと同時に、綺麗に陳列をすることができた達成感を感じているところもあり、人に感謝されたときも確かにやりがいを感じる場面があるなと、関心を持ちました。

メンバーみんなの意見は、どれもあてはまるなとほとんどの人はこの3つの意見どれかには当てはまっているのではないかと私自身ディスカッションをしていく中で感じました。

2-2社会貢献

そして、ディスカッションをしていく中でメンバーの中で意見を出してくれた人に「社会貢献」とはどのようなことなのかについて話し合っていきました。

「地域の役に立つ」「人々に貢献」。「人のため(上の人から教わったことを下の人に教え、伝えていく」、といったような答えがメンバーから出ました。

地域の人の役に立つこと、社会貢献は働くということはお金が発生することだけではないということ、働く=お給料が発生する仕事だけでなく、社会貢献も働くという枠に入るということをメンバーの意見を聞いて、働くということの捉え方が変わりました。

また、働いたことによって他の誰かの役に立つことができている、人々の生活がしやすくなっている場面は多くあるため、働くことによって社会貢献はできているということに気付くことができました。

3.まとめ

最後に、京都光華女子大学キャリアコンサルタントの針谷綾子さんから総括をいただきました。

この総括では、「サニー・ハンセンの4L理論」について知りました。
①Love「愛・関係性」
②Labor「仕事」
③Learning「学習」
④Leisure「余暇」

これら4つの役割を繋ぎ合わせて、バランスを取ることによって、良い人生を送ることができるという考え方の理論になっている。
「キャリア=お金をもらい仕事」だけではなく、
「キャリア=人生すべて」と考える理論になっている。
仕事=人生になってしまうと、どんどんすり減ってしまうため、4つのバランスを取ることによって豊かな生活になり、4つのバランスは人によって違う。


いかがでしたか??

私は今回のディスカッションで、なるほどと共感できる場面が多くあり、また社会貢献についての捉え方も大きく変わることができとても良い時間を過ごすことができたと感じました。また、働くことの意味において今後就職し働いている中でも今回のディスカッションを思い出し励みにしていきたいなと思いました。

次回は11月頃に行われる京都光華女子大学のあかね祭(大学祭)にイベント開催などを行う予定のため、夏休み明けから始まるイベント計画が始まります。
まだ何も決まっていないためこれからどのようなイベントをメンバー全員で作り上げることができるのかとても楽しみです!



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