詩116「Not」

「Not」

開かない扉をノックして、
弾けない鍵盤を押してみて、
書けないペンで手紙を書いて、
空のカップのコーヒーを飲み干した。
陽射しだけが優しかったから、
許された日を探しに行きます。



Masanao Kata©️ 2021
Anywhere Zero Publication©️ 2021




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