「激しすぎる・・・」その真意は
過去を忘れて
今節のリーガでビジャレアル対バルセロナの試合が行われた。試合は0-1でバルセロナの勝利に終わった。この試合後のビジャレアル監督(元バルセロナ監督)のコメントに「このバルサはプレッシングが激しすぎる。パスを繋げないからロングボールに頼るしかない。」というコメントをした。またこの試合で素晴らしいパフォーマンスだったアラウホについて「彼は保証人だ」と称賛した。
ペドリ、ガビ、デヨングをはじめとする中央の選手のプレッシャーの速さと強度はメッシやネイマールがいたときにはみられないような前線からの守備だ。確かに攻撃面だけなら彼らの輝きはとてつもなく眩しく感じたのを今でも鮮明に記憶されている。今のバルサではこれを90分できないと試合に出してもらえないのだろう。
確かに得点のシーンもクンデがハーフスペースでボールを奪ってからの得点だった。あのシーンも自分の担当スペースを捨てたクンデの判断からだが後ろにアラウホがいるのが大きいだろう。もしクンデが空けたスペースにボールが出てもアラウホのカバーが間に合い攻撃を遅らせることができる。対人での強さに加えてスピードある守備範囲の広さとラストパスへの対応とゴールキーパーの仕事をほとんど無くすぐらいの仕事ぶりだ。しかもセンターバックをやればクンデも同じぐらいのパフォーマンスを披露できる。
彼らがいる限りミッドウィークのマンチェスターUにチャンスはないだろう。というとマンチェスターUのファンに怒られてしまうか。それぐらい今のバルセロナの攻撃的ディフェンスは完成度をましていると言っていいだろう。
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