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おはようのハグから

2日前から頭痛が酷く、今日は早々に仕事を抜けさせてもらった。どうせ寝不足だろうと思っていたが、どうやらそうではないらしい。

朦朧とした意識の中で、ベッドルームの綺麗な真っ白い天井を見つめていたら、自分はなんて恵まれているんだ、と感謝の気持ちが滲み出てきたのでnoteに書き留めておく。

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中学生の頃に両親が離婚してから「私は絶対結婚なんてしない」と思っていた。家族といってもいつかは壊れるものだと子供ながらに思っていたし、恋や愛だって確かなものではないから。

いわゆる毒親と呼ばれる親だったため、私も結婚して子供を産んだら同じように子供たちに心の傷をつけてしまうだろう、抑えつけて暴力を振るうのだろうと思っていた。そんな不幸な人間を生むくらいなら、結婚も子供も絶対したくないと思っていた。

そんな私の卑屈な考えも、余裕で覆したのが旦那だった。

この人と過ごしていくなら毎日ハッピーでいられるし、子供がもし生まれたらきっと彼に似て素敵な人間に成長するのだろうな、と天井を見ながらしみじみと思った。

しかし、血の繋がった家族でも壊れる可能性はあると今でも思っている。

自分の言動がどんなことに繋がるかは分からないから、細心の注意を払っているし、「ありがとう」や「好きだよ」「かわいいね〜」などポジティブな感情はなるべく口に出すように心がけている。

今までは多少なりとも親がコントロールしていた人生だったけど、80歳まであと54年。まだまだ長い人生、毎日の積み重ねと自分で舵を取る意識を持っていたい。

おはようのハグから、おやすみのキスまで、おばあちゃんになってもずっと続けていられるように。

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