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揺蕩う脊髄

僕は今
何処にいるだろうか
何時にいるだろうか

日付の境界が曖昧で
夢現の境も甘い

ふと現実に目を凝らそうと
焦点があったのは幼い掌

煌めく命の直ぐそばで
声なき疲弊は誰そ彼を知る

繰り返しの中土台だけ擦り減り
向かう明日は半丁どちらか


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