見出し画像

中途社員座談会~入社当時を振り返って

1.座談会概要

・座談会実施日: 2023年6月22日(木)
・座談会実施場所:マネジメントサービスセンター 丸の内本社
・参加者:コンサルタント統括本部(嶌田 陽介、石櫃 裕巳、廣岡 直之)

当社のコンサルタントは、様々な業界・業種からキャリアチェンジしてきているため、バックグラウンドの異なる多様なメンバーが集まっています。

どのようなきっかけで入社を決めたのか?入社前後の期待や不安は何だったのか?

また、コンサルタントの働き方・活躍の仕方も人それぞれです。

入社からコンサルタントとして独り立ちするまでの道筋でどんなことにやりがいや苦労を感じたのか?

当時を振り返って、本音で語ってもらいました。



コンサルタント統括本部(嶌田 陽介、廣岡 直之、石櫃 裕巳)

2.異業種、異職種からの転職者が活躍しています!入社後1年目を振り返って。

🔵MSCを知った経緯を教えてください。

廣岡:私はMSCが提供するサービスの受講者でした。選抜試験という形でヒューマン・アセスメントを受けたのですが、その時に登壇していたコンサルタントの姿が心に残っていて、それがMSCを知るきっかけになりました。
 
石櫃:私は前職の時には特に何も接点がありませんでした。転職活動の際、エージェントの方が私の今後のキャリアに見合った企業の一つとして紹介してくれました。
 
嶌田:私は、前職ではMSCのクライアント側でした。人事部門の教育担当として、MSCの営業の方と一緒に仕事をしていました。

🔵MSCに入社する前と入社した後で、イメージの違いはありましたか?

嶌田:MSCに入社して、クライアントからコンサルタントへと立場が変わりましたが、一緒に研修を作っていくというイメージは以前より湧くようになりました。
 
廣岡:イメージで言うと、前職でヒューマン・アセスメントを受講した際、その最後に受けたフィードバック面談が非常に自分の中で記憶に残っています。刺さるメッセージをいただいた反面、コンサルタントはロジカルで無機質な人が多いような印象もありました。ただ、入社してみるとハートフルな人が多くて、そこにギャップを感じました。根本的に人に興味を持っている人が多いので、我々若手に対しても「育てていこう」という思いを持ってくださっているのかなと思っています。
 
石櫃:入社前、MSCという会社を全く知らなかった中で抱いていたイメージは、いわゆる「コンサルタント業」なので、非常に頭の切れる方が多くて、24時間勉強して仕事もやって…、という感じでした。実際に入社してみると、いろんな人が声をかけてくださって、人の温かさや育成心を強く感じられる会社だと思いました。いい意味でお節介な人が多いですね。「自分が育てたる!」という思いをみんなが持っていると感じます。

🔵前の会社と比べて、働き方や組織文化、組織風土などでギャップを感じたことはありますか?

廣岡:年齢や上下などの垣根がないところですね。例えば1年目のコンサルタントの発言でも、「あっ、それすごくいいね」と先輩が認めてくれることもあります。そういうことから、相互に尊敬し合えてフラットな関係を築けているのではないかと感じています。
 
石櫃:たしかに、「クライアントに価値を提供する」という同じ方向を向いているので切磋琢磨できるのだと思います。いい意味でお互いの活動を批判的に見られるし、うまいところは取り入れていく、ということが自然にできていますね。

🔵自由である反面、やりづらさなどはありますか?

廣岡:わからないことがあった時に、誰に聞いたらいいのかが不透明なところはあると思います。最初の頃は、正直戸惑う部分がありました。
 
嶌田:業務面でも暗黙知が割と多く、明文化されていなかったり、そもそも決まっていなかったりすることがあります。新人からすると少しわかりづらさはありますね。
 
石櫃:現場に行って場数を踏んで、慣れることで習熟していく部分が多く、現場対応力が求められる仕事ですね。
 
廣岡:前向きに考えると、未整備なところも含めて、この先作っていける部分があるわけですよね。例えば、新しい研修コンテンツの開発に携わることもできるので、そういうのはワクワクします。

🔵クライアントとの接点や関わり方について教えてください。

廣岡:受講者からも、クライアントである人事からも、明確化されていない課題を「お悩み」として相談されることが多々あります。前職では、ある程度現場のニーズがはっきりしているところに対してどのように対策を打つかが仕事でした。でも今は、そもそも明確になっていない、なんとなくモヤっとしたところから課題を形作っていくお手伝いをさせてもらっているようなイメージです。
 
嶌田:受講者のニーズとクライアントの人事側のニーズには微妙にズレが生じることがあります。コンサルタントとして中に入ってその差を埋めていくこともあれば、新しい方向性を打ち出すこともあります。実際に研修を実施した後の、人事の方との意見交換は重要ですね。それによって、次回以降の運営の仕方を調整しています。
 
石櫃:私も同じですね。クライアントの人事と受講者、両方と接点があるので、その間に触媒的な感じで入ると、両方の言い分が見えてくることがあります。受講者の状況もよくわかるし、人事の思いもよくわかる。それを総合的に見て、的確なアドバイスや示唆を提供できるかどうかというのは、面白いところだと思います。受講者とも人事とも膝を突き合わせてじっくり話すことが多いですね。
 
廣岡:膝を突き合わせながら言葉をひねり出すわけじゃないですか。「この場で言語化しないといけない」という状況を重ねると、成長を感じますね。準備してきたものではなく、その時に一番刺さる言葉は何なのか。それを考えている過程が好きですね。
 
嶌田:そうやってクライアントと話す中で、経験が不足している分野に関しては、ニーズはわかるけれどアプローチする手立てが自分のカードにはない、ということもあります。そんな時は、悔しさやもどかしさを感じます。

🔵それぞれが所属しているグループでの活動について教えてください。

石櫃:私が今所属しているグループでは、コンサルタント活動を下支えする企画や戦略立案を行っています。自分にとっては未経験の領域ですし、いろいろと手探りでやることもあります。経営陣との対話や、他のコンサルタントとのディスカッションなども行う、割と視野の広い仕事になるので、MSCのことを深く知ることができました。コースに費やす時間とグループでの活動に充てる時間とのバランスをどのように取るかなど、難しい面もありますが、面白さは実感しています。例えば、所属するコンサルタントのエンゲージメントサーベイ等は、かなり興味を持って取り組むことができています。
 
廣岡:私が所属するグループはコンテンツ開発などに取り組んでいます。そのため、コンサルタントとしてのスキルアップに直結しやすいところがあり、モチベーション高く活動できています。実際のトレーニングの現場で先輩がどのようにコンテンツを使っているかなどの話を聞けて、様々なケースに触れる機会が多いのはメリットだと思います。
 
嶌田:組織活動を通してチームで何か成果を出すのは結構楽しいと思いました。他部署の人と話せるのも嬉しいですね。

🔵入社してから実際にお客様の前に立つまでは、どんなことをしていましたか?デビューまでの間、不安はありませんでしたか?

嶌田:私はデビューまでの間に先輩が担当するコースに同席し、ヒューマン・アセスメント、トレーニング、DDIのコンテンツなど、様々なプログラムに触れられたので、プラスになったと思っています。わからないことや学びたいことについては、上司にも育成グループの先輩にも相談できる環境でした。デビューが決まった時は少しドキドキしましたが、先輩から「嶌田さんならきっと大丈夫、緊張せずに普段通りの自分で頑張れ!」という言葉をかけてもらい、安心して臨むことができました。お客様からフィーをいただいて、自分がコンサルタントとして受講者と向き合い、受講者の成長促進に寄与できたのは嬉しかったですね。本当に「人のためになった」という感覚でした。すごく嬉しくて、眠れなかったな。
 
廣岡:今考えるとすごく忙しい時期だったと思うんですが、育成グループの先輩が1on1をしてくれて、学びたいことを伝えたらすぐに動いてくれたんです。いろいろなケースのヒューマン・アセスメントやトレーニングのオブザーブを組んでもらえたのはありがたかったですね。それがあったから、不安はあまりありませんでした。世話好きな人が多いので、オブザーブに行ったらその現場のことだけでなく、いろんなことを教えてもらえて、様々な学びをたくさん持ち帰れたのも良かったですね。
 
石櫃:最初は右も左もわからないので、一つひとつの仕事に時間がかかりました。その時期に具体的に行っていたことは、オブザーブの準備でテキスト等を読み込む、終わった後に気づきをまとめる、自分が担当する場合を考えて「できること」と「できないこと」を整理する、などです。これらを積み重ねていった先に、デビューがありました。不安はあまりなかったですね。当日は一人のコンサルタントとしてきちんと受講者と向き合わないといけませんし、運営面の細かいところでもミスがないようにしないといけません。ですので、直前にも先輩ときっちり打ち合わせをして臨みました。ただ、自分が不安に思う点についての確認などは、自ら主体的に働きかけないといけないと思います。

🔵ここまでどのように仕事が増えてきたのでしょうか?

廣岡:営業担当に機会をもらっている側面が大きいですね。実際にコースを担当させていただいて、やり遂げる。それを見た方が新たな機会をくださるというサイクルで、少しずつ仕事が増えてきたのではないかと思います。
 
嶌田:営業担当は多くのコンサルタントを見てきているので、各場面での発言や受講者とのやり取りから、そのコンサルタントの特徴や習熟度がわかるのだと思います。「ここまで成長できているなら、こういう強みがあるのなら、この案件にアサインしよう」という感じですね。
 
石櫃:先輩コンサルタントからのリコメンドのようなものもあるかと思います。現場でOJTという感じです。先輩から都度率直なフィードバックを受け、鍛えてもらうことで別の案件にも呼ばれるようになる。先輩コンサルタントが若手の成長度合いを見て、営業にプッシュしてくれているのだと思います。
 
嶌田:登壇している姿を先輩や営業担当に見てもらい、自らフィードバックを求めることも大事ですね。自分の成長にもつながりますし、「じゃあ、今度こういう案件を一緒にやろうよ」という話に展開していくこともあります。
 
廣岡:一度一緒の案件を経験するとコミュニケーションも取りやすくなりますし、そういった関係性から仕事が更に増えることはありますね。

🔵初期教育のほかに学習の機会はありますか?

廣岡:先輩コンサルタントにお願いして、勉強会をしていただくことはあります。
 
嶌田:そうそう、ヒューマン・アセスメントの歴史なども熱く語ってくださって、良い機会になりましたね。
 
石櫃:同期の間で率直に悩みを共有して、互いにアドバイスを送り合ったこともありますね。
 
嶌田:あと、自分たちでざっくばらんにヒューマン・アセスメントについて語ったりもしました。人の特徴を深く捉えるために、これまで日常ではあまり触れてこなかった言葉をたくさん使う必要があるので、考えながら言語化していく機会を増やしました。
 
廣岡:社内規格のファシリテーター認定を受ける前や、コースデビューの前には、先輩や営業にも協力いただき、ロープレをしてフィードバックをもらう、ということをやりました。多面的に見てもらえ、とても勉強になりました。

※所属等は取材当時のものです。

3.MSCコンサルタントについて

👨‍💼人材の育成と開発に強い想いを持っています

MSCのコンサルタントは、お客様が目指す成果の実現に向け、人の成長をサポートしています。そして、「人は変わる」という信念を持って、時に優しく寄り添い、時に厳しい姿勢で接しながら、組織にいる一人ひとりの成長を願っています。質的にも量的にも人材難の時代を迎えている今、MSCのコンサルタントが果たす役割は、これまで以上に大きくなりつつあります。

経営課題にダイレクトに関わる立場にあると言っても過言ではないでしょう。組織を成功に導く重要成功要因としての自覚と覚悟を持ち、人材育成と人材開発に強い想いを抱きながら、お客様にベストなソリューションを提供しています。

👨‍💼自らが成長することで、お客様に最適なソリューションを提供します

取り巻く環境が変化し続ける時代の中で、難しい案件が増えています。言い換えれば、私たちMSCに求められる期待が高まっているということでしょう。こうした期待に応えていくために、MSCのコンサルタントは、自らの成長を期して、常に変化・進化しています。

アンテナを高くして時代を読み解くための新たな知見を広げ、時代を先取りしたスキルとテクノロジーの習得に励み、ハイバリューを提供できるよう努力を重ねています。立ち止まることなく、常に学ぶ姿勢でいることが、MSCコンサルタントが大切にしているスタンスです。

4.会社概要

会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント

マネジメントサービスセンター(MSC)は企業の持続的な成長を目的としたリーダーシップ開発を専門とし、大手企業に対する人材アセスメントやトレーニングで豊富な実績とノウハウを持っています。

長年にわたってプログラム継続率が80%以上を維持していることは、同社が高品質なサービスを安定的に提供し続けていることを示しています。世界的な人材育成会社の米DDI社との提携によってグローバル対応力を強化しており、日本企業のリーダー育成を国内と海外で実施して高い評価を得ています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?