SMARTな目標の立て方

何か目標を立てたときに絵に描いた餅になってしまい、結局何もやらずじまいになってしまうことありますよね。そういった時にSMARTに目標を立てて進めると達成に近づけるのでおすすめです。

SMARTとは

目標設定のフレームワークです。

Specific=具体的か
Measurable=測定可能か
Achievable=達成可能か
Relevant=関連性があるか
Time-bound=期限はあるか

この頭文字をとってSMARTと呼ばれています。
有名なフレームワークなので名前だけ聞いたことあるかもしれませんが、具体的な運用方法や使用ケースがわからない人は多いのではないでしょうか。

能力向上のための目標設定を行う場合に使わるケースが多いですが、業務を行う中でも使えるのでいろんな例を上げて説明していきます。

SMARTの各項目について説明

Specific(具体的か)

抽象的ではない行動で、ブレの少ない言葉であること

▼成長目標
✖︎ 何かで知識をつける
○ 「なになに」という書籍を読んで知識をつける

▼ 業務
✖︎ 仕事の見積もりを詳しく立てる
○ 詳細設計を行い、1人日単位までタスクを切り分ける

Measurable(測定可能か)

その行動を行われたことを、どのようにして測定するのかを決めておく

▼成長目標
✖︎ 本を読んで知識を貯める
○ 本を読んで理解した内容を記事としてまとめる

▼業務
✖︎ 早く機能実装を行う
○ 1週間で機能実装を行う

Achievable(達成可能か) 

精神論的ではなく、達成が可能な行動目標を立てる

▼成長目標
✖︎ (今まで自主学習していなかったのに)月に10冊本を読む
○ 本を読む習慣を身につけるために本を1冊読み切る

▼業務
✖︎ 厳しい納期の依頼を依頼されたスケジュール通りに進める
○ 現状の業務量を考えスケジュールを立て直し納期調整を行う

Relevant(関連した)

目前にある課題と行動目標がどのように関連しているのか、説明できるような行動である必要がある
マネジメントの際は、メンティー(本人)が理解しておかないといけない

▼成長目標
✖︎ 課題のどの部分が解消されるか理解していない状態で行動する
○ 何が良くなるか説明できる状態にしてから行動する

▼業務
✖︎ 要件定義を何のために行うか理解せずに体裁だけ整える
○ 上流工程時に不明点を列挙して必要な要件定義資料を作成する

Time-Bound(時間制限がある)

いつまでに行われるのか、いつまで測定されるのかということが具体的に決まっている必要がある

▼成長目標
✖︎ 時間ができたタイミングで都度実施し、期限をもうけない
○ 2月28日にnoteに記事を投稿する

▼業務
✖︎ できるタスクから順次対応を行なっていく
○ タスクごとに期日と優先度を立て、期日の早いタスクから行う

最後に

目標を立てた時に期限を明確にしないと、いつまでも行動を起こさずに時間が経ってしまうといったことがあるかもしれません。そんな時にSMARTのフレームワークに沿って目標立てすることで期日や行うことが明確になります。曖昧な目標を立ててしまっている人は一度SMARTな目標設定をしてみてはいかがでしょうか。

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