#11 「食べなければならない」という思い込みを”変えた”ことで健康になったハナシ
今はどうなのか分からないのですが「給食は残さず食べましょう」という教育を受け、掃除の時間になっても、ハラハラと埃が舞う中で、残った食べものを前に途方に暮れる小学校時代でした。
あまり鮮明には覚えていないのですが、小4で若い先生が担任になったときは残してもよくなって安堵した記憶があります。
「食べなければならない」「残してはもったいない」そんな価値観と共に生きてきたからか、お腹が空いていなくても時間になれば3食食べ、ひょろっとしているからか「もっと食べな~」とご厚意で言われることも多々ありました。
誰かと一緒に食事をすると「食べれない」けど「食べないといけない」と思っていたので、結果的にお腹を壊します。それが私の中では普通だったのですが、そういった理由でわりといい大人になるまで誰かと一緒に食事をするというのは苦手でした。
その価値観が変わったのはこちらの本を読んでからです。
一般社団法人 日本漢方薬膳協会 代表理事でもある堀江さんの著書では「一週間夕食断食」が推奨されています。
この効果はわたしも実証済みなのですが、体験談としては1日でも夕食を抜くと体がスッキリ軽く、肌が艶々になり、お通じがきてくれ、自律神経が整い、元気になります。
と、著書にもある通り、今思えば、食べたくないのに食べていたころは、たびたび貧血のような症状が起きていました。
具体的には、クラクラするという他に、体が重い、だるい、イライラする、気分が落ち込む、ウツっぽくなる、などです。
それが食べたくないときは食べないようにすることと、体がだるくて重たくなってきたら夕食断食をするようになってから、逆に体も心も調子がよくなってきました。
これは太っている人、食べすぎている人だけではありません。痩せ型である人こそ、胃腸の回復を待ってから食べないと、栄養を吸収してくれません。
体の調子が悪いときこそ食事の量を減らすこと。元気がないから食べるんじゃなくて、元気が出ないから食べない、なんです。
私の場合はBMI値が基準より低いので1週間も夕食断食をすると結構ふらふらになってしまうのでやっても2日ですが。
そして何と言ってもおいしく食べられるように、空腹になるように運動をすることですね。運動苦手芸人なのですが、少しずつ運動を意識するようになってからまた体質も変わってきたような気がします。(今はヨガインストラクターをしています。運動嫌いなのに…数奇な人生です。)
「食べなければならない」という思い込みを変えたことは、自分の人生のターニングポイントだったと思っています。
胃腸弱い族だったわたしの食事革命についてはこちらの記事でも書いていますので是非読んでみてください。
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