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#53 疲れていてもついついがんばっちゃうアナタへ|ドーパミンに依存してないですか?

目がショボショボする。
肩はいつもガチガチ。

体は「疲れた」と言っているのに、どうしてうまく休めないんだろう……?


これは長年のわたしの悩みでした。


自分で言うのもなんですが、わたしは集中力がある方で、どこに行っても「仕事が早いですね」と言われるのです。

どうしてこんなに仕事が早くなったのか?と言うと、熱量が下がるとめんどくさくなるからなんですよね。

長らく、仕事というのは、苦しいものであって、努力すべきものであって、人のやりたくないことを肩代わりするものだと思っていたからです。

なので、仕事は早く終わらせるに限る!とスピーディーにさっさと終わらせる技が身についたのだと思います。

それがデフォルトになったのでありがたいのですが、ひとつ難点が。


そのようなスピード感を携え、母になってからは、なおさらマルチタスクに慣れすぎてしまったわたしは

たくさんのタスクを同時進行、かつ短時間でスピーディーにこなす!!!という筋肉がモリモリと身につきました。

その結果、

常についつい、もう少しいける…もう少し頑張れる…と、頑張りすぎてしまい、疲れ果てたところでやっと強制終了ができる(そのころにはぼろぼろ)
を繰り返してしまうのです。


それはひとえに「わたしがそういう性格だから」だと思っていました。

頑張り屋な自分を誇らしくも感じていました。

ただ、このような生き方が年齢的にだんだんとしんどくなってきて、自分の価値観にふと疑問をもったわたしは、この性質をなんとかできないかと考えるようになりました。

うまく付き合っていくために、工夫してきたことは数知れず。

瞑想、ウィッシュリストとタスクのバランス、知足、断捨離、節約、自炊、ヨガ哲学、タスクを全部書き出して達成感を味わう…etc

でも、ありとあらゆることを試みるのですが、結局「つかれていても頑張る」という性質は、なかなか治らないのです!!

なぜ!?!?

こんな生活を続けていたからか、いつからか、顔だけ肌が赤くただれるようになりました。

ストレスに気づきにくくなっているのかもしれません…

そんなとき、声診断協会 中島由美子さんのメルマガを読みました。(とても面白いのでぜひ)

ドーパミンは多幸感が得られる物質でありますが、なくなると、急激に陰鬱、悲しみ、絶望という感覚になります

するとまたドーパミンを欲するようになるのです。

このようにして依存と快楽の回路ができあがってくるのだそうです。

ドーパミン…


それは頑張ったときにご褒美として出る物質。

幸せホルモンの1つとも言われ、幸福感を感じられる快楽物質

なんとなく、このドーパミンが気になり、こちらの本を手に取りました。

すると、「自分の長年の悩みは、すべてドーパミンで説明がつくのでは!!??

と目から鱗が落ちまくったのです。

調べると幸福ホルモンには3つあるそう。

・セロトニン
・オキシトシン
・ドーパミン

この3つ目の幸福ホルモン、ドーパミンは麻薬を摂取した時にも出るそう。

つまりものすごく依存性が高いということです。

わたしはおそらく、たくさんのタスクをこなし、仕事が早いことを褒められるたびに、このドーパミンが出ていたのでしょう。

そして、だんだんと

「これくらいの刺激では満足いかんぞー!」

となり、タスクを増やし、仕事を増やし、疲れ果てるまで何かをするという生活に追われていたのだと思います。

これを知る前と、知った後でわたしの生活は変わりました。

あ、ドーパミン出てるわ…と自覚して「今日はこれくらいにしましょうね♪よくがんばりました!」と自制できるようになったのです。

また、ドーパミンに依存することはイコール外側からの快楽に依存することにつながり、もっともっとが苦しくなることも。

人知れず自分以外の誰かのために行動するときに
自分の内側から満たされ、外側からの快楽依存を
断ち切れるのではないかと思います。
中島由美子さんメルマガより


心豊かに周りに愛を込めると同時に
自分にも無条件の愛情をおくること。

そして、笑顔で過ごすこと。

頑張れるってすばらしいこと!

でもね。体を壊してでも、ついつい頑張っちゃうとき、自分が手に入れたいものはなんなのか?

評価?お金?賞賛?所属欲求?

考えるきっかけになればうれしいです。

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