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#19 手放さないと入らないことを、体は知っている。でも手放すってムズカシイ
「人生も物も、あまり多くを持たないように、できるだけシンプルにそぎ落としていきたい!」なんて思いつつも、ついつい多くを抱え込んでしまうもの。
それは、遺伝子に刻み込まれているとしか思えない!
なんて先祖のせいにしちゃうし、歴史のせいにしちゃう。
けど、そうだと思うしそれでいいと思う。
手放さないと入らないことを、体は知っている
「何かを手放したくない」というのは、きっと恐れからきている。
その恐れを手放したければ、自分が妙にこだわっているもの/考えを手放してみる必要があるのかもしれない。
呼吸にしてもそう。
努力して呼吸を吐ききることで、自然と体内に空気が入ってくる。
ヨガでは、吐く呼吸では要らないものを手放し、吸う呼吸で新しいエネルギーを手に入れると言う。
実際やってみると分かるけど、
「吸おう、吸おう」と頑張っても、気持ちよくスムーズに空気は体内に入ってこない。
その前に吐ききることが重要なのだ。
実際に何かを始める前には、努力して手放す必要があることを、体は知っている。
努力と手放しのバランス。
これはわたしのヨガの先生から教えてもらったこと。
でも、手放すことって難しい
1から自分を見直し、自分で仕事をしてみようと思った時、おもいきって10年勤めた会社を辞めた。
副業するという選択肢はなかった。
副業がそこまで会社的にOKでもなかったし、
自分の人生の中で占めるキャパみたいなものは、今は子育てが大部分を占めていた。
その残った部分で何かに取り組もうとしたときに、会社員と起業を両立することができなかった。
案外、新しく始めるというのは難しくない。
それよりも、限られた自分のキャパシティみたいなものの中に、新しく始めるものをねじ込むことができないときに、
今持っているものをあきらめたり、手放すことの方が難しい。
「始める」というのは、達成感・成長・プラス・強化のイメージがあるのだけれど、
「手放す」というのは、あきらめ・喪失・変化・マイナス・損する…そんなイメージが脳の中にあり、脳がとても嫌がるみたい。
かといって何かを手放さずに何でもかんでも始めてしまうとき、自分の中で余白がなくなり、苦しくなる。時間的にもそうだし、精神的にも「何やってんやろ・・」ってなる。
タイトなジーンズには、ねじこめない。
執着が発生し、恐怖がうまれてしまって、心が段々ザラザラしてくる。
やめるか?続けるか?の判断基準
これについて今のところ私が思うところはこんな感じだ。
・それをあと3年続けたいか?
・10年後もそれをやっている自分が想像できるか?
・想像したときにワクワクするか?心が動くか?
・自分のありたい姿に近づけるか?
・半年後に死ぬとしてそれをやりたいか?
・楽しいか?
・誰かのためになるか?
大きく変化せず小さく変化する
ついつい大きな目標を掲げ、短時間ででっかく変わろうとしがちだが、そうではなくて、小さく小さく変化し続けること。長い目で自分を見てあげることが大切だと思う。
1mm舵を切るだけで数年後の着地点は変わってくる。
普段の自分であればやらないけれど、本当はやってみたいこと。
それを少しでいいので形にしてくことが未来の自分を変える。
偉人の判断基準
ここで稲盛和夫の「心。」より、京セラ創設者、JAL再建の立役者となった稲盛氏の判断基準を紹介したい。
1. 本能による判断→損得基準。(諦めやすくうまくいかない。)
2. 感性による判断→好き嫌い基準。正しい結果につながらない場合も
3. 知性による判断→理屈基準。知性には物事を決める力は備えていない。
4. 真我による判断→人間として正しいことを基準にする。諦めず上手くいく。
真我ってなんやねん!ってなりますよね(笑)
本能・感性・知性の中に魂があって、その中に真我があるらしい。
これは読んでみてもらったら分かると思います。
稲盛氏の「JALの奇跡」もおすすめ。こちらは別記事で感想をアップしていますのでよかったら読んでみてください!
結局真我で、結局、全部ヨガ哲学なんだよな~!!なんて思います。
真理に近づけば近づくほど、心を磨けば磨くほど、納得のいく心地のいい人生を生きられるのかなって思います。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。この連載は100記事まで書き溜めて出版することを目指、目論んで書いています。1年プロジェクトです。レペゼン地球みたいに2週間で断念しないことを祈ってくださる方はスキをいただけると嬉しいです。
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