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#24 物と仕事に愛されることが、豊かになる秘訣?


定期的に訪れる…

「なんかほしい!!!」


っていう状態。

この状態に入ってる自分を、
妖怪なんかほしいババァと呼んでいる。

特徴: とにかく何かを欲しがるが、特に悪さはしない。

あー、くだらない。(村上春樹風)


考えてみると、もしかしたらこれは「心の欠乏感」からきているのではないか?

という仮説を立てたのは最近の事。


「これが必要だから買う」っていうのではなくて

「あーなんかほしい、なんかほしい、なんかほしい!!」ってネットで1,000〜2,000円のものをポチポチし始める状態。

毎日何かしらAmazonから届く。
もはや何買ったっけ?

生活必需品だからさ。と言い訳しつつ、そうでもなかったりする。


物を買うときって、

これがあれば幸せになれるかもしれない。


と思って買うんですよね。


この服を着れば素敵になって幸せになるかも。

この器を持っていれば食卓が素敵になって幸せになるかも。

この箸を使えば料理が美味しくなって幸せになれるかも。


自分を自分で幸せにできることが大人ですから!
それ自体はいいことなんだけど。



ミニマリストブームが始まってすぐくらいに、断捨離にハマったことがあった。


手放すと気持ちが楽になる~!!!



そこで、ふと気付いた。


物にはエネルギーが宿っていて、
エネルギーの下がった物たちは
自分を幸せにはしてくれないんだ。

ってことに。


きっと、足りない気持ちを埋めたくて手にした物たちは、わたしにあまり愛されなかった。


そんな物たちが、わたしに幸せを運んでくれるわけがなかった。。

それらを手放すことでスッキリすることなんて当たり前だ。

断捨離依存症になってしまう人もいるって聞く。


わたしも捨てることが目的になってしまっていたことがあった。

ただただ捨てればいいってわけでもなく、

まずはその欠乏感を自分で埋めることからだ。


宝物が発掘されそうな雑貨屋さんや、大切なものに囲まれて幸せそうに暮らしている人の部屋を見るのも好き。

本やレコードがぎっしり詰まった本棚…こだわりの食器が詰まった食器棚…


紆余曲折を経てサバイブしてきた「スキ♡」の精鋭たちが、理路整然と並べられるその空間がとても好き。



スッキリさっぱりした部屋も好きだけど、次第にその中にこだわりのスパイスがほしいと最近は思うようになった。

例えばスッキリした部屋の一角に飾られたセンスのいい絵画や、小物。

わたしが本当に愛せる物たち。

それらがわたしを本当に豊かにするのかも。


矛盾するようだけど、


取捨選択の練習をするときって、目の前に何もなければ選びようがない。


たくさんの物を手にしては手放していくプロセスは、わたしにものを愛する練習をさせてくれた。



選択肢をいったん目の前にかき集め、そこから選り分け、そぎ落とし、自分にとって最善の手札を見つけ出すという作業。


たくさんの物の中から、何が自分の心を揺らすのか、何が自分にフィットするのかを自分に問いかけて、それを繰り返す。


選びとる感性を養うための準備期間として、ありとあらゆるものを一度試してみる期間も必要。

捨ててしまった物のことを思えば、とても贅沢すぎる行為だったかもしれないし、地球にもごめんなさい。


でも、ある程度、そこで物に対するアンテナが磨かれていったと仮定すると、たくさん持っていたあの時期は必要だったのかもしれない。


自分に似合う服もそう、

そして人生もそうなのかも。


たくさん行動して、選り分け、シンプルにしていく。


2016年の部屋

人生に関しても、もしかしたら、今は手札をかき集めている段階なのかもしれない。


不足感を感じたまま
妥協したり衝動的に始めてしまったら、
それは長く愛せるだろうか?


まずは、自分が整ってから、選ぶ。

がむしゃら期を経て、仕事選びも慎重になってきた。

私が末永く愛せる物と、仕事に囲まれて生きていきたいな~って思う。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。この連載は100記事まで書き溜めて出版することを目指して書いています。レペゼン地球みたいに2週間で断念しないことを祈ってくださる方はスキをいただけると嬉しいです♡ わたしもスキ♡

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