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詩 「ひとり」


ひとりのきみ
ひとりぼっちは
どんなきぶん?


わたし
ひとりはぜんぜん
さみしくないのに
みんながわたしを
さみしそうって
かってにきめるの
わたしこんなに
ひとりがすきなのに



ひとりのきみ
ひとりぼっちは
どんなきぶん?


わたしのまわりには
ひとがおおぜいいるのに
わたしはいつもひとりぼっち
わたしはさみしいのに
さみしくてたまらないのに
みんなはわたしのこと
うらやましいっていうの
わたしこんなに
ひとりぼっちなのに



ひとりのきみ
ひとりぼっちは
どんなきぶん?


わたしひとりがいい
ときどきふたりもいい
たまにはみんなもいい
でもやっぱりわたしはひとり

ひとりでいても
ふたりでいても
みんなといても
このからだはいつもひとり
このこころはいつもひとつ

わたし 
ひとりぼっちかな

わたし 
さみしいのかな

わたし
ひとりのときは
あなたをおもい
あなたといるとき
ひとりをおもう

ひとりぼっちのさみしさを
ひとりぼっちのうれしさに

ひとりぼっちをたずさえて
ひとりぼっちでいきていく


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