見出し画像

やる気が出るときの条件、の話

いつも何をするか決まらない。

どうやって過ごそうか、何をしていったらいいのか、ぼんやりとした夢のようなものならばイメージが湧くんだけれど、具体的にどういう風に行動に起こせばいいのか分からない状態が常態化している。

そしてそういう時はどういう時かと言うと、身の回りになんとなくちょっと頼りになりそうな人がいるときだ。でも実際その人が本当に頼りになるわけではない(ごめんね)。私が期待をかけているだけなのである。

そして実際私が行動にうつせる時と言うのは、助けてくれそうで助けてくれない人たちが本当になにも私の役に立ってはくれないと悟ったときだ。

捨てられた時、裏切られた時、放置された時、一人ぼっちになった時。自分以外のにも頼れないと気づいたときに、私はひとりで動き出す。急に身軽になるのだ。本当は最初から自分で決めたかったのかもしれない。でも人の言うことを参考にしたほうがいいんじゃないだろうかとか、手伝ってもらえるなら手伝ってもらいたいなあ、みたいな甘えが邪魔をして、そんなルールはないのに、いつの間にか自分では何も決めたり動いたりしてはいけないような気になっている。

「一人ぼっちでは孤独になれない」と言う話がある。それと似ているなと思う。多分最初から誰にも頼れなかったら絶望しているかもしれない。でも頼れそうで頼れない人がいる間に、私は少しずつ情報共有吸収したり考えたりしている。そして、誰もいなくなった瞬間に動き始めるのだ。

実際に起こした行動は、発達障害の診断を出してくれる病院探しであったり(これは東京都内でやろうとしてもすごく難しかった)、鬱のまま通い続けた会社に休職の手続きを申し込むことであったり、ずっと行きたかったアフリカに行ったりすることだ。これについては誰かの役に立つ記事が書けるかもしれないので、今後詳しく書いてみようと思う。

とにかく、人によってモチベーションの上がる瞬間、上がるやり方というのは千差万別だと思うけれど、私はたとえるならば「火事場の馬鹿力型」だと思う。

火事が起きるのを待たなくても動ける人間になりたいけれど、それにはもう少し孤独への耐性や、基本的な体力精神力、安心できる居場所などが必要なのだと思う。

好機を待ちつつ、のんびりと準備をしていよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?