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ささかわの読書感想文(その2)

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「超おもしろかった」本の読書感想文、その2。
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2015年8月の記事一覧

浅田次郎『終わらざる夏』

浅田次郎『終わらざる夏』

浅田次郎『終わらざる夏(上)(中)(下)』(集英社文庫)

一年ほど前にnoteで紹介したいわた書店
(https://note.mu/mrn_123_mrn/n/nac918ea47122)
の素敵なサービス「一万円選書」が先週届いた。

今年のお正月に申し込み(約7ヶ月待ち…!)、やっと届いた11冊!どれを読もうかな〜とうきうきしながら背表紙のあらすじを流し読み、浅田次郎『終わらざる夏』を手に

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山田詠美『晩年の子供』(講談社文庫)
幼い頃の夏休みは退屈だ。退屈だから、人の生き死にとか、愛し合うこととか、大人には事情があることとか、事情に振り回される子供がいることとか、触れてはいけないだろうものに耳をすませたくなる。人間の本質が抉り出される8編の夏の物語。 #夏の読書

フランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』

フランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』

フランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』(新潮文庫)

もしもわたしが作者だったら…『アンヌごめんなさい』みたいな安易なネーミングしか思いつかないだろうと思う。「言葉が美しい」ということを体感させてくれる一冊だった。

フランス南部の海辺の別荘で気ままなヴァカンスを楽しむ主人公・セシルとその父・レイモンのひと夏の悲しい思い出の物語。

思春期は過ぎたが成人になる直前の生意気盛りの年頃のセシル

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