私の内側にある美術 No.9 ポール・ゴーギャン
ポール・ゴーギャン(1848年‐1903年)
フランスの画家。ポスト印象派。本格的に絵画の道へと進むまでの約20年間は、水夫や株式仲介人として生計を立てつつ、日曜画家として絵を描き続けていた。自らを野蛮人とみなし、安定した道を捨てた1883年以後は、やはり生活の困窮に苦しみながらも、各地を転々としながら、印象派を超える新しい絵画方法の確立のために、芸術世界へと投身した。エミール・ベルナールとの交流において、自らの画法「サンテティスム」を見出した。その後、タヒチに移動し、未開の