見出し画像

アラサー女が結婚できた5つの理由

2024年の初めに結婚した。

当方は今年初めに結婚したアラサー女である。
いわゆるアプリ婚なのだが、私がなぜ結婚できたのか振り返ってみたくなった。
正直、自分でも奇跡だと思っている。反面、旦那さんには自分に似ている部分を非常に感じるので、運命なのかもしれない。男性にとって下方婚かもしれないとは思うが、私にも私の良いところがあって、数値やスペックでは測れない気もしている。
実際に友人から言われた要因や、私の結婚の素質や性格、おおまかなスペックなど、身バレしない程度に振り返りたい。

(純粋に「結婚できた理由」にフォーカスしたいので、性格やスペックなどの余計な情報はいれずにお読みください)

【アラサー女が結婚できた理由①】
住む場所へのこだわりの諦めがついた

大好きな東京タワー

彼は生まれ育って両親もいる地元(都心寄りの田舎)で住むことを望んでいた。

2回目のデートのときには言われたので、当時はあまり深く考えていなかったけど、彼の中では第一条件だったのだろうと今なら思う。
反面、私自身はずっと東京に住みたかった。

詳細の都市は伏せるが、東京という街が好きだった。
誰にも干渉されない自由な街。それでいて、慣れ親しんだ友達や知り合いもたくさんいる。自分がナチュラルに過ごせる。

話は逸れるがここだけの話、彼と同じく付き合う候補に挙がっていたのは、新宿住みでビルのオーナーで不動産を所有している人だった。
私は良いなと思ってはいたが、なんせこの彼は行動が遅かった。
デートに行くペースもかなり遅く、一度仕事が入ったとキャンセルされてから、こちらも誘いづらくLINEだけしている状態に…。
それから次に誘われたときには、彼と付き合っていたので、お断りした。

後で聞くと、マッチングアプリでの出会いはいつ告白するのかわからなかったらしい。数回あっただけで好きというのは不誠実なのかもしれないと思ったと言われた。

私は4回目で告白されて付き合ったと伝えると大層驚いていた。
そういうところが売れ残っている原因なのかもしれない…。悪い人ではないと思うので、今頃幸せになっていてくれるといいのだけど‥。

話は逸れたが、何が言いたかったかというと、ずっと東京に住みたいと思ってはいたが、彼と出会って諦めざるを得なくなった。
東京住みを優先させるのであれば、第二候補だった人にいっただろう。

ただ、それをしなかったのは、住む場所のこだわりを捨てるほど彼が魅力的だったからに他ならない。
正直、彼が東京に住んでくれたらと何度も思った。そのたび、両親もいる地元を離れるのは絶対に彼はしたくないのだろうなと見ていて思う。

彼の中でも、私が地元に来てくれることが結婚の決め手になったといっても過言ではないだろう。

ちなみに、付き合ってから結婚して同棲するまでの期間の1年と数か月は、片道2時間かかる彼の家に私が通っていた。今思うと、よく通っていたなと思う。友達には「毎回旅行だね」といわれた。

【アラサー女が結婚できた理由②】
倹約家の種類が似てた

家計簿はおかねレコ派

私はドがつくほどのケチだ。いや、正確には、ケチになった。
これまでは、散財してきた方だと思う。ブランドが大好きだった時期もあるし、タワマンに住んでいたこともある。しかし、人生はそう甘くはない。様々な苦い辛い思いをして、今ではケチになった。
(思い出したくもないことだが、機会があれば書きます)

今では超がつくほどの倹約家になったと、我ながら思う。もちろん、家計簿は1円単位でつけている。毎日ポイ活をしたり、同じ物をいかにお得に買うかを常に考えている。若い頃は物欲の塊だったのもだが、年を取るにつれて物欲は薄れていった。

そしてなんと、旦那もかなり倹約家だ。私の身近でいうと、倹約家度合は、【私 < 旦那 < 母】となる。
私の母よりは劣るが、自分以上の倹約家に生まれて初めて出会った。

そういえば、4回目のデートのときも、私が「いつも奢ってもらってばかりで申し訳ないです‥!」というと、「じゃあ次のお店出して」と言われた。
高層階のオシャレなBARに行き、告白された。宣言通り、そこの1万弱のお会計は私持ちだった。告白も予想していなかったからまさかの連続だった。

私と旦那は、お金の価値観が似ている。高いと思うもの、安いと思うものがおおよそ一緒なのだ。物欲がないところも似ている。なので、クリスマスやお誕生日などのイベント毎で毎回困る。お互いあまりにも物欲がないので、当日は簡単に使える日用品をあげて、本当にほしいものができたときに申告してもらう方式にした。

ちょっと物議を醸したのは、プロポーズもサプライズだったので、婚約指輪が彼の母の持っていたものになったことだ。
これについては、いつか物申したいと思っている。ただ、めちゃくちゃ高価なものが欲しいかといわれるとそこも疑問だ。結婚した以上、彼のお金は私のお金で、私のお金は彼のお金になると思っている。
彼が大富豪なら、高価な指輪がほしい!と日常のように言っていただろう。あいにく、彼は大富豪ではないので、高価すぎる指輪は彼の貯金を確実に削るので、そこまでしてほしいものかというと、義母様を立てるためにも、受け入れることにしたのだ。望んだわけではないが、結果的にそうなった。

驚いたのは、彼は人生の中で物欲がMAXだったことはないことだ。前述の通り私は若い頃は物欲の塊で、ほしいものが常にたくさんあったが、それを経たからこそ今がある。人生を通して物欲がない人を、異性で初めて見た。

もちろん、お互いを信用しているから、お金の使い方に口は出さない。結婚において、お金の価値観はとても大事だと思う。

【アラサー女が結婚できた理由③】
ソウルメイトだった

これは、半分冗談で半分本気。(笑)

似ているようで真逆。真逆なようで似ている。

私と旦那は、MBTIが真逆だ。(私自身はEになったりIになったりするが)
生活スタイルも、真逆に感じることは多い。
インドアやアウトドア、友達の多さ少なさ、家族との関わり方など。
育ってきた環境がとても違うなと思う。旦那は高学歴、私は幼稚園にいかずに育った、ギリギリFラン大卒民である。

もちろん。学歴も大切だと思う。高学歴に越したことはない。ただ、私自身は自由に育ててくれた母に感謝している。幼稚園の見学に行ったときに「絶対にいきたくない!!」と言って、それを尊重してくれた母。
両親は高学歴だけに、子供が思い通りに育ってくれなかったことにいろんな葛藤もあったかもしれない。
そんな気も知れず、私の中では大学を卒業しただけで親孝行をした気になった。そして今回は、結婚できたことでまた親孝行をした気になった。
人生色々あったけど、今のところまともに育ったフリをできているので、良しとする。

【アラサー女が結婚できた理由④】
とても人が良い

自画自賛をしているようですが、いい意味でも悪い意味でも、私はとても性格が良い。良くいうと、性格が良い。悪くいうと、お人よしだ。

人を信じる力が強すぎて、騙されたこともある。基本的に性善説で生きてきたので、悪い人がたくさんいるということを、ある程度の大人になるまで知らなかった。

お人よしすぎて、振り返ると人生の汚点だったなと思うこともたくさんある。そのこともいつか振り返ってみたい。性格が良いのも良し悪しだ。

ただ、良い人に出会えたときは強い。旦那は良い人を見分けるセンサーが鋭い。

私のことは最初は、どんな人がくるんだろ~怪しい人かもしれないな~と思っていたらしい。(プロフィールを見てそう思ったのだそうw)
でも、良い人かもしれないし、怪しい人がきてもネタになるからOK!とどっちに転んでも勝ち確と思ったらしいw旦那のメンタル見習いたいw
実際に会ってみると、案外普通の人で、何やら極度に緊張している様子‥。(会ったとき私は、とても人見知りで緊張しすぎてあわあわしていたw)

実際の私は怪しさもなく、ただただ良い人そうだし一緒にいて楽!と思ってくれたようだ。
これまでデメリットだったお人よしも、ようやく報われた気がする。

もし自分がお人よしだと思う人は、今良いことが無くても腐らず、恨まず、そのままのあなたでいてほしい。見ていてくれる人はいるし、報われる日はきっと来る。

【アラサー女が結婚できた理由⑤】
結局、すべてはタイミング!w

これを言うと元も子もないかもしれない。
だが、振り返ると確かにタイミング無くしては無理だった。

絶対に出会うことがなかった私たちが、現代技術のマッチングアプリで出会えた。とてつもない奇跡だと思う。

同じタイミングで同じアプリをしていて、何百万人の中からお互いに良いと思ってマッチングした。

というのも、あとで知ったのだが、彼は倹約家のため紹介キャンペーン?か何かでタダで利用できる期間しかやっていなかった。その後、私とメッセージするために課金したらしいがw
しかも、彼は検索にフィルターをかけていて、年齢と身長で私ははじかれていたw
それなのに、なぜマッチングできたかというと、私が始めたばかりの時に人気ランキング的なのに載っていたからだった。(アプリの登録したてはフィーバーがある。あの時がんばってよかった‥!👏🎉)

ちょうどいいタイミングで、結婚願望のあるちょうどいい年齢の男女が出会い、付き合ってみると何となく似ていて、どことなく価値観が一緒だった。

すべてはタイミングと言ってしまえばそれまでだが、いろんなことが重なって得た幸運なことに違いはない。
これからもこの幸運を当たり前と思わず、お互い感謝しあい、仲良く生きていきたい。
ちなみに、付き合って1年後結婚し、結婚して半年くらいだが、まだ喧嘩はしたことがない。
これから喧嘩をしたりもするのかもしれないが、それはそれで楽しみでもあったりする。


ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
皆様にも、私にも、幸あれ!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?