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向いている、向いていない、と才能と。

誰もに「才能」という隠された宝みたいなものがあって、それを見つけさえすれば、周囲が驚くほど、容易に花開いてしまう、それが才能と呼ばれるものなら、自分のそれを探したい!と、幼い頃よく思っていた。

その考えを前提にすれば、そのわかりやすい「才能」というものに、いつか出会えると思っていた。のですが、そもそも前提が違っていたんだなぁと思う。

私に至ってはデザインの仕事をしている時点で、美術方面の才能があったのでは、と思う人もいるかもしれないけれど、
どこかで見かけた言葉で「誰かよりは優れているけど、誰かよりは優れていない」そんな世界。

うまくいかずに落ち込んで、私には向いていないのかも。向いてないなら辞めようかな、と、若い頃は正直よく思ったのだけど、

今言いたいのは、「向いてないのかな?とか言ってる暇があるならとにかくやれ」である。

好きだから続けてきた。好きだと思う進路を選んだ、それだけでも十分「向いている」を満たしているんだと思う。

私が昔思い描いていた才能というものは、たしかに多少の向き不向き、そして、それにかける圧倒的な時間と圧倒的な努力の末に花開くものなんだよなぁ。

と、いつしか気づいて、さすがに向いてるか向いてないか、という議論はしなくなりましたよね。

というわけで、

やろう。

#コラム   #デザイン

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