【第9話】働かざる者 食うべからざる ?
こんにちは、 未来人J です!
前回は、「プロ野球」について話しました。
今回は「副業」について話します。
先日、大企業の社長が
「終身雇用難しい」
と言ってましたね。
それ以前から、働き方改革として、
副業解禁の話題が世間をにぎわせている。
なるほど、2019年前後が
副業のターニングポイントだったのか
と思いました。
未来にも副業はあります。
ただ、「複業」という言葉に変わってます。
資産家は財産を、リスク管理のため、
預金、証券、不動産と分散投資します。
未来では、この考え方を収入に応用して、
複数の収入源を確保することが一般的に
なっています。
で、複業という言葉に変わりました。
義務教育でも、働き方の授業として、
複業の考え方が教えられています。
余談ですが、未来では、
ある時から、小学校の道徳の教科書に
「働かざる者 食うべからざる」
という言葉が入りました。
我が息子も、僕が家でボーっとしてたら、
「働かざる者 食うべからざる~」
って、笑いながら言ってきやがります。
僕もまだ年金をもらえるのは
40年ぐらい先の話ですが、
息子の世代は年金が
ついにもらえなくなるのかな…
と、息子の笑顔を横目に、
邪推しちゃってます。
そうそう、
未来では、まだ、ほとんどの人が
出社して働いてますという話ですが、
最近の働き方改革の一環として、
テレワークと言って
出社しない働き方の話が出てますね。
あれ、ダメでした。
完全出来高払いであれば、
会社と社員ともども
理想的な働き方ですが、
日本のように雇用が守られる反面、
給料の金額が大きく変らない社会では、
サボる人の方が多かったため、
制度が成り立ちませんでした。
それに、会社で働くというのは、
出社して組織に属する安心感を
得ることが重要だったみたいで、
テレワークだと不安に感じる人が
多かったみたいですね。
結局、出社した方が生産性は上がる。
やっぱり人間は慣れですね。
ただ、DOARAが生まれたことで
通勤は楽になっています。
それもあって、テレワークは
影を潜めてしまいました。
で、複業の話ですが、
現代人と未来人の考え方の違い
による結果ですね。
現在は、 本業と副業。
未来では、複業。
現代人は、
「良い学校を出て、良い会社に入る」
というコンセプトで教育されていました。
未来人は、
「良い知識を得て 良い仕事を見つける」
というコンセプトで教育されています。
良い仕事は1つだけとは限りません。
1つの仕事をする人もいれば、
3つの仕事をする人もいます。
個人の収入計画により決めています。
会社で働くことは選択肢の1つです。
正確に言うと、
ある会社のある部門のある職種
という選択肢です。
そして、未来では、
「自分の好きなこと、得意なことを
仕事として見つけろ」
と言われます。
現代では、
「自分の好きなこと、得意なことを
選ぶなんて甘いことを言うな」
と言われてますね。
おそらく
好きなこと、得意なこと=遊び
遊びなんて選べない
という考え方だからです。
未来では、
「仕事を見つけろ」
と教育されます。
その仕事は既にあるかもしれないし、
存在しないから作る必要が
あるかもそれない。
「選べ」ではなく、「見つけろ」
と教育されます。
そのように教育されるので、
自分の得意なことを見つけて、
仕事を行っています。
もちろん、現実は厳しいので、
教育されても、
仕事を見つけることが
苦手な人がいます。
ただ、現代にも仕事を選ぶことが
苦手な人はいますよね。
そして、それは収入の量に
関わってきますが、
いつの時代も同じことです。
現代では、いやらしく
聞こえてしまうかもしれませんが、
未来の子どもたちは、
何が収入につながるか連想ゲーム
とか小さい頃からしてるし、
夏休みには、
「過去・現在の職業図鑑を与えられ、
未来の職業を1つ考える」
という宿題を与えられます。
息子も必死になって考えてましたが、
こっそり私も手伝いました。
そうやって小さい頃から
鍛えられています。
そのため、未来では16歳から
働きだす若手事業家も
決して珍しくありません。
現在でも、スポーツ界では、
14、5歳の選手が大人に
勝ったりしますよね。
仕事も年齢は関係ないんです。
ただ、空気を読んでいるだけ。
スポーツ選手も空気を読めば、
ちゃんと大人に負けてくれます。
夏休みで思い出しました!
夏休みには大道を使って、
よく家族旅行に行きます。
現在のICってのどかですね。
次回は「IC」について話します!
お楽しみに!
注意 この記事はフィクションです。
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