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【第21話】前を向けば上に上がる

みらにちは、 未来人J です!

前回は「生活保護」について話しました。

今回は「上司」について話します。

未来では、上司はとても重要なポジションです。

上司とは、会社の役職が上の人間。

管理職のことですね。

何を管理しているのでしょうか?

部下の管理?

部下の管理は、

ほとんどA.Iがしてくれます。

社会のルールや会社のルールは、

企業用A.Iに聞けば、教えてくれます。

仕事の進捗管理もしてくれます。

上司はただ座っていればいい。

そうです!

すぐに首になりますね!

A.Iが、大仁田厚のモノマネをして、

「 ファイヤー !! 」

と言ってくれるでしょう。

(古いですね)

冗談はさておき、

未来の上司は

「未来を語る力」

を求められます。

現在のことは、全て

A.Iが語ってくれます。

でも、A.Iは未来を語ることは

苦手です。

未来予測はしますが、精度は

そんなに高くはありません。

販売予測でも、過去のデータを基に

精度の高い予測を出しますが、

想定外の事態や、流行りが変わると、

A.Iの予測は外れます。

人間がする販売予測と

あまり差はありません。

また、新しいものを見つけること。

発見や発明は、A.I単体ではできません。

人間だけに与えられた特別な能力です。

そして、未来の上司は、

人間にだけ与えられた特別な能力を

発揮することが求められます。

発見や発明とまでは言われませんが、

せめて近未来ぐらいは予測して、

それを部下に語りなさいと。

「 世の中は、今、

  このように動いているから、

  近い将来こう変わる。

  変わったときに、当社で扱う

  この商品は、ここで需要が増す。

  それに向けて準備しろ! 」

と、将来予測を踏まえた指示を行い、

その結果も伴えば、さらに出世していく。

世の中の発展にもつながり、未来では、

「上司」は憧れのポジションとなっています。

現在は、管理職になれば残業代が出ないので、

人気ポジションではないですが・・・

安心してください!

未来では、A.Iが無駄な残業を

きちんと管理してくれるので、

残業中に、ネットサーフィンや

ウ〇コをしている時間は、

省かれますし、そもそも、

データ作成などの雑務は、

A.Iが行ってくれるので、

残業する理由が

ほぼなくなります。

もっと言えば、

9時5時といった定時の

概念がなくなります。

だから、管理職にならないと

給料はあがりません。

そのため、未来では

給料を上げたい人は、

みんな管理職を目指します。

  

管理職になるためには、

未来を語る能力が求められる。

未来のビジネス電子書籍の

ベストセラーでは、

問題発見能力の電子書籍、

問題解決能力の電子書籍

といった現在からの人気テーマを

差し置いて、

「問題創造能力」の電子書籍が

爆発的に売れています。

問題発見能力は、

すでに生じている事実から、

問題点を発見する能力です。

問題解決能力とは、

発見された問題点を

解決する能力です。

そして、

問題創造能力とは、

生じていない問題点を

あらゆる事実や状況から

仮説として創造する能力です。

創造した問題点を解決する能力。

これが、未来の管理職に求められる

未来を語る能力の正体です。

近い将来、あるコンサルタントが

問題創造能力に関する本を出版します。

この本は、管理職の在り方を変える

画期的な本になるので、

発売されたときには、見つけ次第、

すぐに購入することをおすすめします。

今回は、この辺で。

次回は「マスコミ」について話します!

お楽しみに!

注意 この記事はフィクションです。

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