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技術の進歩をかーなーりー肌で感じた話。

こんばんは、しめじです。

今夜は、最近の仕事がらみの雑談を少々。

Premier Proってすごいね。

いや、これは、別にPremier Proに限った話ではないのですが。
ここ数日、家で夜な夜な、ずっと動画の編集作業を行っていました。
数年前から、外部のような外部でないような距離感のところにある仕事を引き受けていて(もちろん、許可を取った上で、ですよ)、それに関係する動画です。

で、動画をつくって、もちろん見てもらうことになるわけですから、少しでも見やすいものを作ろう、と当然のように思うわけです。
でも、動画の長さは95分。
全部自分で聞いて文字おこしをして字幕を当てるのは、まあ、控えめに言って、地獄です。そんな大変なこと、お金をもらってもしたくない(さすがに95分は長い)。

かといって、デフォルトでYouTubeについている字幕機能も、こちらもまた控えめに言ってまったく当てにならない。
結構専門用語の多い動画でもある上に、文脈上同音異字語が頻繁に出てくるし、それが「どっちなのか」を間違えると話がこんがらがってくるので、こればっかりは字幕に任せてはおけないわけです。

で、どうしようかなーって途方に暮れていたら。

Premier Proって、自動文字おこし機能がついたんですね。
ふーんと思って、試しにやってみたところ。

これ、ええやん。

ってなりました。
概ね正確でした。
ちなみに、出来上がったキャプションは合計1320行。
いや、数字にすると、数字にするとね、めちゃくちゃ多いんですけど。
これが結構正確で、驚きました。
問題の同音異字語も、最近のアルゴリズムは賢いですね、ほとんどクリアです。
10行に1行ほどの割合で、手作業で修正をかけていけばOKって感じでした。
手を加えたのは150行ほど。
まあ、少なくはないのかもしれませんが、もともとは95分間分全部自力で文字おこしすることを覚悟していたことを思えば、たいした作業量でもありません。

多分、コロナ禍でオンライン会議やオンラインセミナーが増えて、こういうニーズが大きくなっていたんでしょうね。
おこぼれにあずかるような形で、当初想定していたよりも、はるかに早く、はるかに簡単に、編集作業を終えられました。

ありがたやありがたや。

Radeon 6900XTの本気を見た。

さて、今度はハードウェアのお話。
動画を編集し終えたら、今度は書き出さなくちゃいけません。

書き出すのは、95分、7.3GBの動画。
おー、なかなか重いな。

果たしていつまでかかることやら、と思いながら、15分くらいで終わればいいな、と思いながら、Premier Proの書き出しボタンを押します。
もちろん、書き出しはハードウェアエンコーディング(パソコンのCPUではなく、GPUを使う書き出し)を選択。

画質やら保存先やら何やらを設定し終えて、スタート。

「残り時間 3分20秒」

3分台・・・だと・・・。
びっくりしました。

この記事で、PS5並のスペックのPCを組もうと画策し、そして目当ての6800XTというグラフィックボードが買えなかったため、何を血迷ったかさらに上位グレードである6900XTを買っていました。

とはいえそもそもPS5代わりに組んだPC、ゲームくらいしかしないので大して進歩を感じていませんでした。
(それまで使っていた5700XTでゲームは十分満足できるレベルで遊べていたので)

ですが、今回長尺動画を書き起こしてみて、その本気を見た気がしました。
いやしかし、3分台はすごい。

ちなみに、持ってるiPadがM1チップモデルなのですが、それだとどれくらいだったんだろう、というのがちょっと気になるところです。
噂によると、この手の作業がとんでもなく早いらしいのですが。

というわけで、なんか色々なラッキーが重なりに重なって、仕事がえらい捗った話でした。
ま、現実は、ちょっと大変な状況に追い込まれてしまって精神的には完全な空洞なんですけどね。

では、今夜はこの辺で。

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