見出し画像

コロナの次はインフルエンザ!この冬を乗り切るために私たちができること

 皆さまこんにちは!コロナが落ち着いてきたと思ったら、今度はインフルエンザのニュースが連日報道されていますね。インフルエンザは一般的な風邪と比べて高熱が出やすく、頭痛や関節痛といった全身症状が出やすい感染症です。冬に流行のピークを迎えるケースが多いインフルエンザですが、今年(2023年)は季節外れのインフルエンザが流行していると言われています。

 インフルエンザウイルスに感染することで、38℃以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・倦怠感等の症状が急速に現れるのが特徴です。重症化した場合、まれに急性脳炎や肺炎を伴うことがあります。普通の風邪は、様々なウイルスによって起こり、のどの痛みや鼻汁・くしゃみ・咳などの症状が中心で、全身症状はあまり見られません。この冬を乗り切るためにインフルエンザ対策を一緒にみていきましょう!


↑ 季節の変わり目!あわせてコチラもご覧ください。↑


季節性インフルエンザと新型インフルエンザの違い


 季節性インフルエンザは、ウイルス粒子内の抗原性の違いからA型・B型・C型に分けられています。これにより、場合によっては複数回罹患するケースがあるため油断は禁物です!

【A型】
 
原因となる抗原性が小さく変化しながら毎年世界中のヒトの間で流行しています。38℃以上の高熱、悪寒、関節・筋肉痛などが特徴です。多くの変異株が存在し、増殖力が速く、しかも感染力が強いので流行しやすいのが特徴です。
【B型】
 突然変異を起こしにくく、A型の様に世界的な大流行を起こすことはありませんが、症状は重く、数年おきに流行して猛威をふるいます。
【C型】
感染しても軽症で済むことが多く、免疫を持っている人が多いのが特徴です。

 一方、時としてこの抗原性が大きく異なるインフルエンザウイルスが現れます。これを『新型インフルエンザ』といいます。多くの人が免疫を獲得していないことから、急速にまん延することによって起こる新型インフルエンザは、いつどこで発生するのか誰にも予測することはできません。


過去に流行した新型インフルエンザ

· 大正7-8年(1918-1919年) スペインインフルエンザ
· 昭和32-33年(1957-1958年) アジアインフルエンザ
· 昭和43-44年(1968-1969年) 香港インフルエンザ
· 平成21-22年(2009-2010年) 新型インフルエンザA(H1N1)

 世界に流行が拡がり、多くの人が新型インフルエンザに対して免疫を持つようになると、新型インフルエンザは季節性インフルエンザとして取り扱われます。平成21~22年の新型インフルエンザA(H1N1)についても、季節性インフルエンザとして取り扱われています。今年のインフルエンザの特徴は、夏前から件数が上がっていた平成21年のころと、流行の仕方が似ているそうです。

ピークの時期は違えど、インフルエンザの流行は日本だけの問題ではありません。

インフルエンザの予防と対策

①私たちができる感染予防 

 インフルエンザは、咳、くしゃみ、つばなどのしぶきと共に放出されたウイルスを、鼻腔から吸入することによって感染します。インフルエンザを拡散させないためにも、患者・周囲の人が共にマスクを着用することが効果的です。また、飛び散ったインフルエンザウイルスが付着したものを手で触ると、鼻や口、目、肌などを介してインフルエンザに感染することがあります。手洗いが感染を防ぐうえで有効なのはそのためです。また、空気が乾燥すると、喉の粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。 乾燥しやすい冬場の室内では、加湿器などを使って50~60%の湿度に保つことも効果的です。

②予防接種の目的と接種時期

 ワクチンの接種後2週間ぐらいでインフルエンザウイルスへの抵抗力がつき、約1ヶ月で頂点に達します。その後、効果は約4ヶ月ほど持続するといわれ、その後1年間で摂取時の30%程度に低下するといわれています。インフルエンザの流行は12月下旬から3月上旬が中心になるので、なるべく12月中旬までに初回のワクチン接種をされたほうが効果的ですが、接種時期についてはかかりつけ医に相談してください。
 インフルエンザの予防接種は、現実的な予防策として唯一のものです。予防接種をしてもインフルエンザにかかる可能性はありますが、重症化や合併症を防止するという目的で予防接種の効果は十分にあります。

ひとりひとりが意識することで、感染を防ぐことができます。

免疫力を高めるために

バランスのよい食事と十分な睡眠を心がける

 体の免疫力が低下した状態では、インフルエンザなどの感染症にかかりやすく、重症化のリスクも高まると言われています。自身の免疫力を高めるためにも、生活習慣を見直し、バランスのよい食事や十分な睡眠を心がけましょう。適度な運動を取り入れることや、ぬるめの湯にゆったり浸かって体を温めることも重要です。

以上です♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
ワクチン接種だけでなく、インフルエンザから身を守る方法はたくさんあります。まずは、手洗い・うがいやマスクの着用など、できることからはじめましょう!


\\人気記事のご案内//

「HSP」ってご存じですか??
聞いたことはあるけど、詳しくは知らない。。
そんな方が多いのではないでしょうか。

↑こちらの記事でわかりやすくご説明しております♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?