練習はミスに鈍感、試合はミスに敏感【水曜日のnote216】
ミスしない意識
テニスはミスをしたらポイントを失うスポーツです。
練習でも試合でも、ミスをしないと言う事はとても大事なことだと思います。
ただ、練習でミスをすることと、試合でミスをする事は意識の点で違いがあると思います。
どんな違いがあるか、具体的に見ていきましょう。
練習はミスに鈍感
テニスにミスはつきものですが、練習の時はミスに対してどれぐらい気をつけているでしょうか?
ミスしたくない気持ちはあると思いますが、ミスできない状況や、ミスにより何か失うことも、練習ではあまりありません。
練習では、ミスをしないようにしなければならないわけではないので、ミスに対して鈍感になりやすいと思います。
簡単に言うと、プレッシャーがないのです。
試合はミスに敏感
試合でミスをすると、当然ですがポイントを失います。
ミスが続けば、負けてしまいます。
ミスをすることによって自分にとってはどんどんマイナスになっていくので、確率の高いショットを打つ必要があります。
そのためミスを怖がり、思い切ったショットが打てず、プレッシャーに耐えきれず、良いパフォーマンスが出せないことが多くなります。
練習とは逆で、プレッシャーがかかっている状態でプレイをするのが試合です。
練習でミスに敏感になれるか?
どうせ試合でプレッシャーを乗り越えなければならないなら、練習でプレッシャーを乗り越えるようにすれば良いのではないでしょうか?
練習でプレッシャーをかけるのは、自分自身しかないと思っています。
コーチや監督が
「これをミスしたらコート1周ダッシュ」
など、プレッシャーを用意してくれることもあります。
それに甘んじてやる練習は、自分自身の実力にはそこまでならないと考えています。
やはり自分自身で、ミスに対して敏感になるようにし、そのプレッシャーを乗り越える訓練をし続けていくしかないと思います。
もちろん練習の主旨によりますが
ミスをしないことを考えすぎると、プレイがどうしても消極的になりがちです。
ときには思い切ったプレイをし、積極的に攻めることで、将来的に能力が伸びることを狙った練習もあります。
積極的に攻撃をしたときのミスはそこまで悪くないと思います。
練習の主旨によっては、ミスが将来の財産になる場合もありますので、練習前に確認をしておく必要があると思います。
まとめ
練習が、練習のための練習になってしまうとよくないと思います。
あくまで試合のための練習になるべきであって、何を練習するかは試合から課題を持ってくるといいと思います。
それが技術練習や、積極的なプレーであればミスは将来的な財産になると思いますが、
試合になると入らない、試合になるとラケットを振れないなどの課題は、練習からミスに敏感になり、そのプレッシャーを自分自身で乗り越えることが必要だと思います。
少しでも皆さんの参考になればと思います!
頑張っていきましょう!
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