土居諒太 テニスコーチ

テニスコーチの土居諒太です。 初心者からプロレベルまで、子どもから大人まで、エンジョイ…

土居諒太 テニスコーチ

テニスコーチの土居諒太です。 初心者からプロレベルまで、子どもから大人まで、エンジョイからガチまで、幅広いテニスプレイヤーの方々にテニスを教える仕事をしています! 毎週水曜日は、テニスに関する知識を深掘りした投稿をしていきます!

最近の記事

関東ジュニアを見た感想!実力が同じくらいの選手とどう戦う?【水曜日のnote220】

関東ジュニアとは?全日本ジュニアが8月末、9月初めごろに行われますが、その関東地区予選が関東ジュニアと呼ばれる大会です。 関東ジュニアは7月半ばに有明で行われ、何人か私が関わっている選手も出場していたので、応援も含めて見てきました。 私はジュニアの頃に出場したことがありますが、最高でも2回戦敗退で、全日本ジュニアの出場権は獲得できませんでした。 ジュニアの選手はみんな全日本ジュニア出場を目指して、関東ジュニアに挑んできます。 関東の各都県の代表が集まるので、誰が買って

    • ハクシン千葉オープン7月で優勝しました!【水曜日のnote219】

      優勝しました!だいたい毎月出場しているハクシン千葉オープンで、やっと優勝する事が出来ました! 昨年も1回優勝していましたが、今年も優勝できて嬉しく思います。 試合結果と、それぞれの試合の感想、優勝する事ができた要因について書いていきたいと思います。 試合結果1R 堤大和選手(Asch Tennis Academy)689位 6-1 6-0 2R 相手選手の棄権により勝ち QF 村井裕樹選手(GGF-T)[3]124位 6-3 6-1 SF 石川真輝選手(中央大学)

      • 威力のあるショットを打ちたい!跳ねる!伸びる!を理解しよう【水曜日のnote218】

        威力のあるショットを打ちたい誰もが威力のあるショットを打ちたいと思うはずですが、どうやって威力を表現していますか? 威力を出そうとすると、速度を上げて打つのが手っ取り早いですが、上げ過ぎるとミスに繋がりやすくなります。 威力を出したいのに、ミスのリスクを上げてしまうのは良くないですよね... 威力を出すにはバウンド後に「伸びる」ショットや「跳ねる」ショットが代表的かと思います。 今回はその2つの要素について書いてみます。 伸びるとは?ボールがバウンドしてから伸びるシ

        • すぐに作戦が思い付く!試合に勝つ人の特徴【水曜日のnote217】

          いろんな状況があるテニスにはいろんな状況があります。 例えば ・ストロークvsストローク ・ボレーvsストローク ・雁行陣vs並行陣 ・リターンが2バック 自分や相手の状態も様々です。 例えば ・自分のバックハンドが不調 ・相手のフォアのスピンが返しづらい ・自分のペアの反応が良い ・相手のフォアが振り遅れ気味 試合が進むにつれて変化するものもあります。 例えば ・ボールが消耗して飛びが悪くなった ・晴れて眩しくなってきた ・相手がスライスを返すのが上手くなってきた

        関東ジュニアを見た感想!実力が同じくらいの選手とどう戦う?【水曜日のnote220】

          練習はミスに鈍感、試合はミスに敏感【水曜日のnote216】

          ミスしない意識テニスはミスをしたらポイントを失うスポーツです。 練習でも試合でも、ミスをしないと言う事はとても大事なことだと思います。 ただ、練習でミスをすることと、試合でミスをする事は意識の点で違いがあると思います。 どんな違いがあるか、具体的に見ていきましょう。 練習はミスに鈍感テニスにミスはつきものですが、練習の時はミスに対してどれぐらい気をつけているでしょうか? ミスしたくない気持ちはあると思いますが、ミスできない状況や、ミスにより何か失うことも、練習ではあ

          練習はミスに鈍感、試合はミスに敏感【水曜日のnote216】

          ハクシン千葉オープン6月はベスト4でした【水曜日のnote215】

          試合結果2R 石本貴幸選手(上尾セントラルテニスクラブ)745位 6-1 6-1 QF 村井裕樹選手(GGF-T)[3]123位 3-6 6-2 6-3 SF 小林マーカスミハイロフ選手(Team Satelliteさくら野火止)[7]185位 3-6 6-7(1) 2R石本貴幸選手(上尾セントラルテニスクラブ)745位 6-1 6-1 相手の嫌がるショットを中心に打ち、しっかり自分のポイントに結びつけて行く事ができました。 準々決勝(QF)村井裕樹選手(GGF-T

          ハクシン千葉オープン6月はベスト4でした【水曜日のnote215】

          私はモノマネをしてテニスが上手くなりました【水曜日のnote214】

          私の基礎は選手のモノマネ自分自身のフォームや、大切にしたい部分はありますが、新しい技術や、プレースタイルを習得するときに、いろんな選手の真似をしてきました。 テニスを始めた当初はアガシ、ヒューイットなどのストローカーを真似していました。 当時はまだサーブ&ボレーヤーも健在で、ヘンマン、ラフターなどの選手の真似もしてみたり、サンプラスのダンクスマッシュもよく遊びでやりました! もちろんフェデラーは全てにおいて美しく、真似すると言うよりは憧れの存在ですね。 ディフェンシブ

          私はモノマネをしてテニスが上手くなりました【水曜日のnote214】

          忘れる = 今の自分に必要ないアドバイスだ!と思います【水曜日のnote213】

          アドバイスは忘れたくないレッスンでコーチから貰ったアドバイスは、なるべく全て吸収したいですが、現実的に半分くらいはもう忘れてしまっているような気がします。 忘れないようにノートやスマホにメモしたり、最近では動画に残したりしている事もありますね! メモや記録を残さないと、レッスン中に半分忘れ、数日経てばもっと忘れてしまうものだと思いますが、忘れない努力をみなさんされていますね。 以前にアドバイスについての記事も書いてありますので、こちらもご参照ください! 全て必要なアド

          忘れる = 今の自分に必要ないアドバイスだ!と思います【水曜日のnote213】

          試合中に集中し直したい時にやる工夫3選【水曜日のnote212】

          集中したいのに...集中したいのになんかできない! なぜかモチベーションダウンしてしまう! など、ここでポイントを取り切りたい場面なのに、なんか中だるみしてしまう事ありませんか? 私はちょくちょくあるのですが。 そういう場面に遭遇した場合、どのように対処してきたか?私なりの方法を3つご紹介します。 何かを叩く何か気持ちが入っていない時は、今の状態を変えようとしなければなりません。 その方法として、自分の頬か、太ももの外側を叩くと、思考回路が一時的にストップするようで

          試合中に集中し直したい時にやる工夫3選【水曜日のnote212】

          相手にコースを読ませたくない!【水曜日のnote211】

          バレたくないテニスはスピン、コース、ロブ、ドロップなど、ショットのバリエーションがとても多いスポーツですね。 たくさん練習して色んなショットを覚えていきますが、それが相手にバレていたらどうなるでしょうか? ...普通に返されてしまいますよね。 今回は相手にバレないようにするにはどうしたら良いか?について書いてみます! コースはなぜバレる?一番有名なのは、「体の開きが早いとクロスだな」「打点を引き付けたからストレートかも」という、フォームでバレるパターンだと思います。

          相手にコースを読ませたくない!【水曜日のnote211】

          ハクシン千葉オープン5月は準優勝でした【水曜日のnote210】

          試合結果1R 不戦勝 2R 野村英作選手(D-tennis) 6-1 6-1 QF 佐藤翔吾選手(テニスプレミアム)[4]110位 6-2 6-2 SF 福田勝志選手(LUCENT ATHLETE WORKS)[2]85位 6-3 6-3 F 田代悠雅選手(SYSテニスクラブ)[1]45位 3-6 6-2 0-6 各試合のコメントを書いていきます! 2R野村英作選手(D-tennis) 6-1 6-1 サーブからの3球目攻撃や、自分から攻撃していくスタイルをしっ

          ハクシン千葉オープン5月は準優勝でした【水曜日のnote210】

          下がるから狙われる?狙われるから下がる?【水曜日のnote209】

          ダブルスのネットプレーダブルスで前衛にいるときに、相手から攻撃を受けることがよくあると思います。 それを防ぐ必要があるのですが、防ぐためにはある程度後ろに下がらなければなりません。 また、同じような場面に遭遇した場合、あらかじめ下がっておくことも良いと思いますが、下がりすぎると狙われやすくなったり、オープンスペースが出来すぎてしまいます。 今回は後ろに下がるにしても、どのぐらい下がるべきなのかについて、書いてみたいと思います。 ある程度後ろに下がるのは必要相手から攻撃

          下がるから狙われる?狙われるから下がる?【水曜日のnote209】

          最終的に勝つ人の特徴【水曜日のnote208】

          競るけど勝つ人いくつかポイントを落とすけど最終的に勝つ人、互角に戦っているように見えて最終的に勝つ人、劣勢だったのに最終的に勝つ人っていますよね。 逆に、勝っているように見えるけど最終的に負けてしまう人もいます。 最終的に勝つ人には、どのような特徴があるのでしょうか? 今回はそれについて解説していきたいと思います。 相手を観察している人相手の試合を事前に見たり、試合をしながら相手のことを分析したりして、相手の嫌がる部分を見つけ出そうとする人は最終的に勝つ人の特徴だと思

          最終的に勝つ人の特徴【水曜日のnote208】

          YouTubeのせい!?千葉オープンTTC大会は1回戦敗退...【水曜日のnote207】

          YouTubeは研究対象今回戦った相手は、私と対戦する前にYouTubeで私の試合動画を見ていたようでした。 私の嫌がるプレーや、私の得意なパターンに持ち込ませないようにしてきました。 試合後に聞いたら、動画を見て研究して、気合い入れました!と。笑 ひとまず、試合の結果です。 試合結果1R 麦倉豪選手(専修大学)594位 5-7 2-6 試合内容先週も試合があったこともあり、序盤は相手とラリーをして、攻め守りの判断もしっかりできていたと思います。 先週はオムニ、今

          YouTubeのせい!?千葉オープンTTC大会は1回戦敗退...【水曜日のnote207】

          ハクシン千葉オープン4月は、またまた準優勝【水曜日のnote206】

          また準優勝でした第2シードとして出場し、シードを守った形にはなりますが、最近準優勝が多くなってきました。 もう1つ勝つにはまだまだ修行が必要ですね。 まずは今大会の試合結果をご覧ください。 試合結果1R bye 2R 堀口葉太選手(GODAIスポーツアカデミー)570位 6-1 6-0 QF 柴田冬樹選手(ゴールデンスパ・ニューオータニ)[6]244位 6-0 6-2 SF 野田樹力選手(マサスポーツシステム)1041位 6-4 6-2 F 田代悠雅選手(SYS

          ハクシン千葉オープン4月は、またまた準優勝【水曜日のnote206】

          初歩的なことで申し訳ないんですが...という質問をしよう!【水曜日のnote205】

          聞きたいことを聞けばいい大人の方をレッスンするときによくある前置きがあります。それは、 【初歩的な事で申し訳ないんですが】 と言うものです。 レベルの高い質問をしなければならないと言うプレッシャーを勝手に感じているのかもしれません。 ですが、理解していないことを専門家であるコーチに聞く事は、自然なことだと思います。 もうここで結論が出てしまった気がしますが、実際にあった例を出して紹介していきたいと思います。 レッスンの流れに乗るだけ?グループレッスンであれば、コー

          初歩的なことで申し訳ないんですが...という質問をしよう!【水曜日のnote205】