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最初のインパクト2

最初のころは、何かが大きく変わったとの、明確な兆候はなかったのですが、今にして思えば、劇的な変化を遂げています。齢50の声を前にして、運命的な女性との出会いを体験し、結婚後3年を経て一子を授かりました。

居住地も、運命の様な流れが生み出され、深谷市(埼玉)⇒小平市(東京)⇒鳥取市(鳥取)を経て、現在の地(京都市西京区)に落ち着いています。それに伴い職も安定し、自分の技術を生かした仕事を得ています。

そして、京都に引越しして暫くたった2015年の3月頃(ロッジのブログにも書いています)に、ある印象的な「明晰夢」を見ました。
正確を期すために、当時のブログをそのまま引用してみます。

『今回突然書きたいと思ったのは、不思議な明晰夢によるものです。この情報にどんな意味があるのか(ないのか)全く不明ですが、経験上でも自分のための情報というより、どこかの誰かにとって必要な情報かも知れませんので共有したいと思います。

まあ妄想の可能性もないではありません。

その明晰夢と言うのが、夕暮れの街に始まります。丘の上から色とりどりの街灯りが見えます。そしてそこから空へ向かって飛び立つのです(まるで子供ですね<笑>)。

海に向かって飛んでいくと、まるで月明かりに照らし出された水面とでも言いますか、そこを多くのイルカたちが泳いでいるのが見えます。

月明かりと言っても月が見えるわけではなく、対象そのものが月明かりに照らし出されたように自らが光っている感じです。そしてそこから方向を変えて山の方に向かうのですが、林の中にひときわ黒い一本の柱が見えて来ます。

そしてその下には穴の様なものが開いていて、そこを潜り抜けたいとの衝動が起こります。その穴に近づくとそこは小さすぎてくぐることが出来ません。

ですがその穴の形が、まるで鍵穴の様なのです。そこをくぐるのを諦めて急上昇すると、漆黒の四角形の柱である事がわかりました。

そして更に上昇していくと、柱の上部にくっきりとした文字が彫られており、「真言の」と読む事が出来ました。そしてそこで目が覚めたのです。

「こ、れ、は、な、ん、だ、ろ、う」というのが目覚めた直後の感想です。

「真言の」とは読めたのですがその後が解りません。そして目の前にあったiPad開いて検索してみましたところ、「真言の神道」とか「真言の塔」とか密教系のイメージが出て来ました。

そして最後に辿り着いたのが、「真言の心柱」という言葉でした。

これは五重塔の心柱の事らしく、曼荼羅の大日如来を象徴していることが解りました。そして「五重塔」を検索したところ、偶然ですが東寺の五重塔の一層目が一般公開(通常は正月の三が日のみ)されていることがわかったのです。これはもう行くしかありません。

週末に家族とは別行動で行ってきました。嫁は、行って来れば、と快く?行かせてくれました。そして何枚か撮った写真の一つが、以下の写真です。

偶然のタイミングですが、太陽が真上に来た状態で写真を撮ることが出来ました。ですがこの写真は、手前に木が大きく映っています。見え難いですが、五重塔は木の向こうに立っています。

そして、心柱の真上に大日如来(太陽)が在ります。で、手前の樹木ですが、以前建仁寺という禅寺の「◯△囗乃庭」と呼ばれている庭で見た樹木にそっくりなのです。

木の形ではなく佇まいとか雰囲気で、金色に輝いて見えたところまで。。。これは、世界樹?、生命の樹?、カバラ?、いろいろなイメージが浮かびました。これらが二重写しになって目の前にあるのです。そ、し、て、謎の鍵穴。。。今、「謎の鍵穴」のことで頭がいっぱいです。』

如何でしょうか。
この謎は、最終的には2年半の歳月を経て、あることが切っ掛けとなって紐解かれます。

その最後の決定打となったのが、京都駅地下の本屋で偶然目に留まった本、『「井筒俊彦」言語の根源と哲学の発生』です。自分の中では、かつて人間だった存在から出題された、トンチの効いた「卒業試験」的な位置づけに思えたのです。

その証拠と言っては何ですが、その前後で、「二重の虹」を自宅から2回も見ました。1度目は「満月開始の直前」で<2017.11.04>、2度目は「新月終了の直前<2017.11.19>」です。これも当時のブログに書いています。

真偽はともかく、スピリチュアルの世界では「二重の虹」を「卒業と祝福」の象徴とするそうです。さらに「満月と新月」は、「完成と始まり」を象徴します。

こんな事ばかりを書いて、「誇大妄想」か「虚言症」と思われても仕方ありませんが、私の日常空間では、この様な「シンクロ」は、日常茶飯事なのです。

まあ、「合理的な発言ではない」とのお叱りを受けそうですが、「因果関係の外側の意識世界(ヌーソロジー的には人間の外面)」を実在として認めるのなら、決して「非合理的な発言」とは言えないのです。

で、かつて人間だった存在から出題された、トンチの効いた「卒業試験」の回答ですが。。。長くなりましたので次回に書きます。

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