音楽の話 その五
宝くじで一等当てるなんてよほどの事ですし、みんなどうせ当たらないと思って買ってるんじゃないでしょうか。
それに普通の人なら1億円稼ぐのはどれだけ大変なことかわかってるはずです。
でも、音楽ならその可能性が高いのは事実です。
ロト6の1等2億円の当選確率は600万分の1だそうです。
つまり1枚200円×600万枚=12億円分買えば必ず当たる計算です。
でも、音楽なら1億円稼げる可能性はずっと高いと思います。
もちろんその確率を数字に出すことはできませんが。
印税についてご存知でしょうか。
シングルもアルバムも大ヒットの目安としては100万枚と言われてます。
シングルだったら1枚1,000円として100万枚売れたら売上10億円です。
そのうちの6%イコール6,000万円がJASRACに入ります。
残りの94%の25%ずつが作詞者・作曲者に入ります。
つまりそれぞれ2億3,500万円です。
あとの50%はレコード会社で、アーティストの取り分は3%と言われてます。
だから、作詞者・作曲者の取り分は多いんです。
編曲者にも取り分はありますが少ないです。
今は昔より音楽は売れなくなってきてますが、それでも2020年にJ-POPのアーティストで100万枚以上売れたシングルが4曲、100万枚以上売れたアルバムが1枚あります。
これはネットでのダウンロード販売も含んでます。
2020年のシングル売上10位の曲でも60万枚売れてます。
100万枚の半分の50万枚でも作詞か作曲で1億1,750万円です。
1曲でそれですから僕が1曲ヒットさせればなんとかなるって言った意味がおわかりだと思います。
なんとかなるっていうか全然なんとかなる。
それにカラオケで1曲歌われるにつき1〜3円がアーティスト、作詞・作曲者に支払われます。
日本のカラオケの利用者は年に4,000万人らしいので、年に4,000万回歌われれば4,000万円の収入になります。
もちろんお金のことばかり考えて音楽やるわけじゃありません。
いい作品作って世に残す、ファンに喜んでもらうとかそういうことがやりがいにならなきゃいけないわけで。
ただ、読んでくれた人のやる気を引き出す必要があったのであえてお金についての話を書きました。
僕はこれを書いてる時点で音楽活動再開する決心したばかりなんですが、とりあえずMIDIキーボード買ってパソコンにつないで音楽ソフト買えば作曲・編曲はできますし、ボカロのソフト買えば詩のついた歌も入れられます。
キーボードもソフトも1万円程度で買えるのですぐ始められます。
僕は作詞は下手なんですが、僕からしたら作曲と同じ印税が入るなら、得意な人にはおいしい仕事のような気がします。
僕が1番望ましいのはやっぱり作詞ができる人です。
ボーカルと作詞両方やる人って案外多いような気がします。
僕は過去にも一緒にやっていくパートナー募集したことはあるし、女の子に僕の作った曲を歌ってもらったこともあります。
でも、田舎だったのでろくにやりたいって人が集まらなくて、パートナー志望の人1人だけ会ったのですが、デモテープ聴いたら演奏は上手いけどただの洋楽のマネみたいのだったし、歌ってもらった女の子もプロになるには程遠いほどだったし、本人も遊び半分でやろうと思ってたみたいでした。
僕がYouTubeにアップしてるバラードは、最初は女性ボーカル向けに作って女の子に歌ってもらったんですが、デモテープに入れるのに僕自身が歌う必要があったので、歌詞を若干変えて強引に男性の曲にしちゃったんです。
遊び半分は困る。
逆に僕にもっとやる気出せというぐらいの人だったら成功できる可能性は高いです。
なぜかというと僕は普通のプロのミュージシャンぐらいの実力はあると自負してるんで。
ただそれを引き出せるかできないかの問題だと思ってます。
僕が過去に作ったデモテープを聴いてもやっぱり甘かったなと思うし、未熟だったなと思う。
でも、その反省があるから次はもっと良いもの作れる自信があります。
だから、目標を立てればいいんです。
あまり高すぎる目標はいけないと思うんで、例えば、必ずトータルで100万枚売るとか。
もしあなたが僕と同じぐらいか僕以上に音楽のこと知ってるんだったらもっと専門的な話とか書いたんですが、これはあくまで幅広い層に向けて書きました。
僕の話を聞いて興味を持った方はメッセージください。
このnoteでもいいし、TwitterのDMでも大丈夫です。
よろしくお願いします。
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