見出し画像

【Twitterから転載しただけ】第23節 ギラヴァンツ北九州戦【備忘録】

庶民のどせいさん'24

画像1

中断前の北九州戦、振り返りを書いたつもりだったけど気のせいだった…

シーズン後に見るかもしれないから、Twitterに書いてた見直しツリーを転載しときます

①スタメン

加藤大が怪我だったらしく鍬先がリーグでは初めてボランチとして出場。

②試合の流れ

4分、毎熊のサイドチェンジを受けたウェリントンハットがカットインして放ったシュートで先制。ハットはこれが来日初ゴール。これまでも散々見せていたカットインの形だがようやく実った。北九州の守備が淡泊だったことを差し引いても素晴らしい技術、これが決まりだすと長崎としては大きな武器になる。

6分にも都倉が抜け出すビッグチャンス。長崎のバックパスに合わせて相手がディフェンスラインを上げた瞬間にフォワードが裏のスペースに侵入する形は狙っているパターンの一つ。山口戦の2点目もまさにこの形だった。

序盤は長崎のワンサイドゲームだったが北九州もボール保持の陣形を敷けるようになってからは反撃に転じる。基本的に4-4-2の陣形から右肩上がりの3-1-4-2に可変する北九州、コンパクトに守る長崎の弱点であるサイドチェンジを上手く使って右サイドでチャンスを作る。

大宮戦ではリードしてからボールを簡単に手放しすぎたという反省があり、北九州戦では丁寧なボール保持を心がけたように見える長崎。GK富澤を含めて相手のプレスを丁寧に外していったが36分のシーンでは陣形を大きく崩した状況でボールロスト、新垣に危険なスペースを与えたことをきっかけに失点。瞬間的なハット、毎熊の立ち位置は良くなかった。

同点に追いつかれたが前半終了間際に加藤聖のアーリークロスから江川が勝ち越し点、後半開始直後に鍬先が深いタックルでボールを奪いハットがロングカウンターで個人技を発揮してさらに追加点。北九州としては気を付けるべき立ち上がり5分、最後の5分で3失点したことになり、こうなると勝点を獲得するのは難しくなる。

再び2点差を追う展開になった北九州は立ち位置を変えながら新垣を中心に左サイドから攻め込む場面を作る。カイオが負傷交代したこともあり徐々に押し込まれる長崎、75分にはコーナーキックの流れから失点。長崎としては久々の複数失点となった。最終盤には富山・狩土名をターゲットに長いボールを織り交ぜながら攻め込まれたが守備陣が踏ん張り、最後はベテラン玉田が時間を上手く溶かして試合終了。

③おわりに

どちらかと言えば苦手なスタイルになる北九州相手に複数失点したとはいえ3得点をあげて勝点3を獲得できた結果は素晴らしかった。ただこれまでにないほどブロック内にパスを通されたり、大きくサイドを変えられて数的同数の場面を作られたシーンは多かったわけで、この辺りは中断期間の課題にりそうな試合だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？