百舌

黒い写真家。 全身真っ黒な服着てスナップ、ポートレート写真を撮っている人。 フォトユニ…

百舌

黒い写真家。 全身真っ黒な服着てスナップ、ポートレート写真を撮っている人。 フォトユニット『retronome』としても活動中。

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  • 写真雑記

    写真や撮影に関する事を写真付きで書き綴ります。

  • フォトユニット『retronome』

    写真家『百舌』の写真活動の一つ、『フォトユニット』について 活動記録などを綴ります。

最近の記事

夜じゃないスナップにも自身が写されてるなあと思う今日この頃

タイトル通りそもそも写真は撮り手自身が写っているという哲学みたいな話は好きで、 それはポートレートにすら言えることかもしれない、いや内面は間違いなく写っているのだろう。 花一輪、そこに目が行くこと、それを写真機で写真に収めること、それは紛れもなく そこに感情が働いているからで、その感情とはまさにその場その時の自分であって、 つまりはこの花にはその時の僕が写っている。 とりわけ無機質なものを被写体にすることが多い僕だけど、 それぞれに人の営みや関わり、日常といったコンテクス

    • 夜を游ぐ

      このタイトルは元々昨年撮影した写真につけたタイトルだったが、 最近はこのタイトルをシリーズタイトルとして主に夜のスナップ写真につけて Twitterに投稿している。 そのほとんどは僕の深夜徘徊中によるスマホで撮った写真。 スナップと書いたが自分としては抽象、もしくは心象写真と思っている。 相変わらず全身黒スタイルで夜道を散歩しているわけだが、 心を病んでいるか、ポケモンGOやってる人か ストイックにウォーキングしている人がウロウロしている。 僕はというと前者。 実は6月

      • 時間の流れを感じながら光と影を撮り歩く(後編)

        手付かずの屋根に自然との調和を感じる。 緑の綺麗な季節は心に優しい。 そんな緑、自然の一部となりつつある人工物もまた然り。 使ったことないはずなのに懐かしさを感じるのは何故だろう。 美しい。 スナップこそ写し手そのものが現れているという自論。

        • 時間の流れを感じながら光と影を撮り歩く

          久しぶりにスナップらしいスナップ。緑の綺麗な季節に朽ちた人工物と自然とを織り交ぜながら時間の流れについて考える。 時間の流れを感じる建物の外壁。自然の作り出したデザイン。 興味深い。 見上げるのは空だけじゃない。手入れされていない天井にストーリーがある。 屋内から見える緑ほど心地よいものはないという安心感。 冒険心を沸き立てるが残念ながら行き止まり。人生みたいだな。 続く。。。

        夜じゃないスナップにも自身が写されてるなあと思う今日この頃

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        • フォトユニット『retronome』
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        記事

          フォトユニット

          久しぶりにnoteの更新。 フォトユニットを組んで一年がすぎ、 今は夏のグループ展に参加して展示する写真を撮っている。 なかなか写真活動も難しい昨今。 今できることをできるだけやっていきたい。

          フォトユニット

          人の写っていないスナップ写真に人を感じる

          スナップ写真が好きだ。おそらく写真において一番自分を現わせるものだと思うから。 僕の場合、スナップは主に街中だったり田舎風景だったりの、基本的に人の写っていないものだ。 人が直接的に写っていないからこそ、アイデンティティなりエゴなりが見え隠れするんじゃないだろうか。 スナップを撮るうえで一番好きな時間帯は日の沈みゆく時間帯。黒い空と明るい空の間。人が写っていなくても街灯の滲む光に人の生活を感じられるのが好き。 でも今のご時世、街の明るさは同時に寂しさを滲ませる。 僕

          人の写っていないスナップ写真に人を感じる

          写真のアウトプット

          9月に予定していたグループ写真展は延期の方向で動いている。 いや、ほぼ延期。新型コロナウイルスの影響だから来年までお預けかな。 ポートレートの展示で、今回僕は『BLACK LABEL』という全身黒コーデの女性をモデルにした作品を複数展示する予定だった。 正直『BLACK LABEL』をそのまま展示するかはわからない。予定がこれだけ先延ばしになってしまうと、モチベーションやら何やらが難しい。なにより撮影済の方がまだ二名のみ、以降撮影をお約束している方たちの日程も未定のまま

          写真のアウトプット

          同じ人で長くポートレートを撮るには

          先日、タイトル通りの質問を受けたことがあります。 特定の人と長い期間、ポートレート撮影をするにはどうしたらよいか? ここでいう『期間』というものの中味は人様々で、例えば撮影は年一回だけどそれが四年続いている人だったり、ほぼ毎月一回撮影していたけど一年くらいでその活動が終わった人だったり。 質問をされた方はおそらく撮影者側だと思うので、今回はそっち視点で書いてみようと思います。あくまで私個人の経験上のお話ですが。 ある特定の人を長い期間撮り続けたいと考える人は、まず以下

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          同じ人で長くポートレートを撮るには

          BLACK LABEL

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          夜を游ぐ

          夜を游ぐ

          2020年

          2020年になってはじめての更新がまさか4月も終わりとは。 ベースは変わらずスナップとポートレートを撮っています。 ポートレートに関して言えば、秋に予定しているグループ展に向けて、全身黒コーデのポートレート『BLACK LAVEL』という作品を撮っていますが、何せこのご時世、予定も未定な状態で正直展示もどうなんだろうという感じ。 『BLACK LAVEL』 それとは別にひそかに新しいシリーズが動いてますが。。 この先、どうなることやら。

          雑記

          ご無沙汰になってしまったnote。 前回はtwitterをやめた記事を書いてたみたいですが、結局続けています(笑) 前回の記事内容について思う所は変わらずだけど、もう少し模索してみようと言う意味で続けています。 あれからスナップに移行しようとか、いやいやポートレート続けましょうよ!と止めてくれて何回かポートレート撮影をしたりとか、同タイミングでその方を撮影した写真がきっかけで年末の写真展に参加することになったりとか、色々ありました。 あ、そのきっかけというのがtwit

          雑記

          好きなtwitterをやめてみた。 twitterは写真活動アカウントとして使用してきた。 だから一部の例外を除き写真関連(主にポートレート関連)のアカウントをフォローしフォローされた。 2,3年前はsns上で写真論も展開したし議論も交わしたが、この一年位はそれらに関してはsnsでは話さず、直接お会いする方と、主にサシで語り合うようにしてきた。 相互フォローの間柄でもネガティブなツイートは日々目にする。 カメラマンに多い誰かの、何かに対しての批判、 モデルアカウン

          #ポートレート / room

          『room』というタイトルのポートレートシリーズを撮っている。3,4年続いているシリーズだがまさかこんなにも長くコンスタンスに撮れるとは思わなかった。 所謂室内撮影、そして肌の露出のあるセンシティブな内容だからだ。 コンセプトは日常感、しかし非現実的。 ビジュアルはエロより色気、動より静、暖より寒。 男性より女性に見てもらいたい、そんな写真。 twitterやInstagramにはその一部をupしているが、今後はnoteに展開していこうと考えている。今回は紹介程度に

          #ポートレート / room

          写真展を楽しむという事

          先日、銀座のライカショップにて開催中の落合陽一氏の写真展、『情念との反芻 - ひかりのこだま、イメージの霊感 -』に行って参りました。 壁面展示の他にメディアアーティストの落合氏らしい、立体展示もありました。 ちなみに展示は一点のみ撮影禁止、他の作品やギャラリー内の撮影は可能でした。 写真の女性は同行した被写体さん。 展示の前に彼女とポートレート撮影でした。 撮影はGR3を使用し静かに、勿論ノーフラッシュで。 こちらの立体作品はアームが絶え間なく動いています。必見

          写真展を楽しむという事