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【瀬戸芸2019】「オフィシャルツアー」なるものに参加したら物凄くよかった件!

こんにちは。ニートトラベラーもずくさん(34)です。

今回は、瀬戸内国際芸術祭の「オフィシャルツアー」について!これすごくよかったので、ぜひ皆さまに知ってほしい。のです。

◾オフィシャルツアーのココがよい!

まず、オフィシャルツアーのポイントを。これを見ただけでも良さが伝わるのではなかろうか…

【1.チャーター船で島巡り】➡瀬戸芸会期中、多くの来場者で港は混み合い、朝から乗船待ちの長い列ができることも。チャーター船なら待ち時間なし!ストレスフリーで島巡りに出掛けられます。

【2.全コースガイド付き】➡オフィシャルツアーでは、ツアーガイドがアート作品や個性豊かな島々の魅力を教えてくれます。作品のコンセプトやアーティストの想いを知ると、より一層アート鑑賞を楽しめる!

【3.なんと1名から出発保証!】➡このオフィシャルツアーで、個人的にいちばんすごい!と思ったのは、「1名でも申込みがあれば催行してくれる」というところ。1名ってことはないのかもしれないけど、ソロトラベラーでもある私にとってはとってもありがたいことなのです!(会期中、毎日高松港出発)

【4.瀬戸内の「食」を味わう】➡旅の楽しみのひとつは、なんと言っても旅先の食事!地元の食材や文化を生かした瀬戸内ならではの「食」を楽しめるよう各プランに組み込まれています。

【5.オリジナルグッズのプレゼント!】➡恐らく毎年違うのだと思いますが、今回は①オリジナルピンバッジ(2019ver.)と②BEAMSコラボのデニムトートの2つを頂きました。デニムトートは日本一のデニム産地、岡山の児島を意識してのものでしょうか。しっかりした作り&普段使いできるシンプルデザインにこだわりを感じました。

どうでしょう?このメリットだらけのツアー。特に初心者のワタクシなぞは島の周り方さえもまったくわからない(調べてないからね)ので、本当にありがたいの一言。(参考:オフィシャルツアー案内)


◾こんなツアー(全5コース)があるよ

チャーター船。冷房完備で快適でした!

秋会期ではまた内容が変わるかもしれないのですが、手元にある春・夏会期用のツアー案内にはそれぞれ1島から最大3島を回る、以下5コースが設定されていました。

Aコース:豊島・犬島

Bコース:大島・女木島・男木島

Cコース:小豆島

Dコース:宇野港・犬島

Eコース:沙弥島・瀬居島・屋島(春会期のみ)

各コースとも、だいたい10:00に高松港を出発して17:30前後にまた戻ってきて解散、というスケジュールです。全部日帰りっていうのがお手軽ポイント。

ちなみにお値段は9,800円~13,800円。定員はそれぞれ36名~42名です。


◾Aコース:豊島・犬島に参加しました!

わたしが参加したのは「豊島(てしま)・犬島(いぬじま)」を周遊するコース。これ、いちばんお値段高いやつだったんですが、実際参加してみると決して高くないと感じました。

お昼もオリジナルグッズも、またちょっとした飲み物(道中の水分補給は基本各自)も含まれている上に、各島や作品に精通したガイドの方(なんとこの方々もボランティア、通称"こえび隊")から普通では聞けない話をたくさんたくさん聞けるんです。しかも豊島ではチャーターバスに乗って、涼しい車内で移動!添乗員も同行してくれます。

(島キッチン/安部良)でのランチは島弁当!

他のコースにはまだ参加していないので比べられないのですが、内容に照らせば妥当な値段かなと。(もちろんもっとお得だとお財布にはありがたいですが( ・ー・))


◾豊島・犬島コースの行程はこんなかんじ

10:00高松港出発(チャーター船)→10:50豊島到着(チャーターバス)→昼食「島キッチン」→作品鑑賞4作品(徒歩+バス)→14:10豊島出発→14:50犬島到着(徒歩移動)→「犬島精錬所美術館」+作品鑑賞3作品(徒歩)→16:40犬島出発→17:40高松港到着、解散

めちゃくちゃ盛りだくさん!!

「島キッチン」「犬島精錬所美術館」もそれぞれ作品のひとつなので、9つもの作品を行程内で、しかも効率よく(ここポイント)、観て回ることができるのです。

しかも、実際には少し余裕を持たせたスケジュールになっているので臨機応変に対応してくださり、現地でさらに5作品鑑賞でき、なんと全部で【14作品】を1日で観ることができましたよ♪ヽ(´ー`)/スゴイ

(犬島精錬所美術館/柳幸典、三分一博志)


◾どうやって参加するの?

今回は、夏休みの混雑期ということもあったので旅行に出発する前から「事前予約」をして参加しました。下記公式サイトのオフィシャルツアーのページや公式アプリから申込めます。また、ツアーの企画・実施をしている琴平バスの「コトバス予約センター」へ電話申込みも可能です。

下記サイトでは、各コースの催行日のほか空席状況も確認できるので、現地に行ってからオフィシャルツアー参加を検討してみるのもいいかもしれません(^―^)


◾参加の際の注意点いくつか

○オフィシャルツアーへの参加には「作品鑑賞パスポート」が必要になります。瀬戸芸2019は残すところ秋会期(9/28(土)~11/4(月))のみなので、秋会期限定パスポート4,000円がお得です。

○船を使ったツアーなので、悪天候時には中止になることがあります。その場合は前日15時までに連絡が来ます。船運休による中止の際は全額返金となります。

○アウトドア仕様の服装がおすすめ。一部バス利用もありますが、基本は作品を歩いて観て回るツアーです。絶対動きやすい服装がいいです。場合によっては日焼け対策、雨対策なども必要です。

○飲料はあらかじめ用意する。島にも自販機や商店はもちろんあるのですが、圧倒的に数が少ないです。スケジュール的に買う時間を取れない場合もあるので、高松港の出発前に用意しておくのが得策です。

これらの注意点は公式予約サイトの下部に詳しく載っているので、実際参加される際には事前に確認することをおすすめします。


◾とにかく本当によかった

語彙力と文章力が足りないので語り尽くせないのですが、結論、ほんとうに参加してよかったオフィシャルツアー。以下は長くなるので、読み飛ばしていただいても;;;


◾ガイドのヒロシさんのはなし

わたしが参加した日は30名超の参加だったので、ひとつのチャーター船で移動し、各島では2つのチームに分かれて約15名ずつ行動しました。

ガイドとの相性もあるのかもしれませんが、担当してくださったヒロシさん(ファーストネームで呼ぶ習わしだそう笑)は、豊島への愛が一際強く溢れ出ている方。

先にも書いた通り、こえび隊はみなさんボランティアなのですが、彼もまた、「月~金は大阪で普通に仕事してます。」とのこと。しかもその日は金曜日だったのですが、「こえびで好きな豊島が当たった(割り当てられた?)ので、今日は仕事休んで来ました。」

…なん、だと……?

そう、仕事を休んで(え?)、大阪から夜行バス(自腹)で来て、高松のカプセルホテル(自腹)に泊まって、ボランティアガイドをしてくれているというのですよ。そしてプライベートでも何度も島を訪れているという彼の話は、とても"生"で"リアル"でおもしろい。

単純に、ありがたいなぁ~と思うと同時に、そこまで人を巻き込める、人に行動を起こさせるだけの魅力ある芸術祭を継続して続けておられることにとても胸を打たれたのでした。

いや~すごい。(語彙力)

ということで次回は、観て回った作品の写真や島々の風景など載せてみたいなと思います!最後までお読み頂いた方、本当に本当にありがとうございます!そしてお疲れ様でした(笑)
(写真は豊島のとある小道)

ではまた次回!



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