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自己観察から見えたもの 7

自己観察から見えたもの


『11月、やってみよう!』

夏に土グループのことを知り、エッセイを描いたり、100のリストを作ったり、自分を知るワークをしたり、自己観察をいろいろやってきて少しずつ考え方が変化してきた。
仕事をしたり色々考えたり書いたり、そうこうしているうちに10月が過ぎていった。

色々感じながら書きながら、自分には『欲』を出す経験が足りていないな、という感覚が深くなってきた。これは自分の欲に忠実になるのが大事だなと覚悟を決めることにした。
土グループではない友達に100のリストの話をして、「いつかこれをやりたいんだよね〜まぁ、いつか、なんだけどね〜」と言っていたら、「え、いいやん!やろうよ!で、いつ行く?」と後押しをもらった。
死ぬまでにやりたい100のリストから2つやってみることにした。

・ネイルサロンに行く
・アフタヌーンティに行く

やると決めるとなんだかワクワクしてくる。11月は自己観察月間だ!自分がやりたいことをやって自分が何を感じるか!自分の感情を観察するぞ!!と気合が入った。
さらに

・友達の個展を見に神戸まで行く
・クリエイターの交流会に行く
・大学の友達と数年ぶりに一緒にご飯に行く
・四柱推命の講座を受ける
・ヒプノセラピーを受ける

それも追加でやることにした。とことんやりたいことをやろう!!と思った。


気合いは十分、お金もこの期間中は目的のためなら使おう!と決めた。
だけれど、子どもがアデノウィルスに順番にかかって保育園に行けなかったり、…イレギュラーは発生する。
・クリエイター交流会に行く 
・大学の友達と数年ぶりに一緒にご飯に行く
は叶わなかったが、それ以外はやれた。


『自分の基準、自分の在り方』


「あ、私 今こんなふうに感じてる」
と自分の感情を客観的に見れることが増えてきた。

11月の自己観察月間でやりたいことの1つ目、友達の個展を見に神戸まで行った。
その友達と会うのは2回目で密かに緊張していた。
「今の返事の仕方や間合いは大丈夫だったかな。相手を見すぎてないかな。視線を外すタイミングは不自然じゃなかったかな」などなど考えている自分がいた。

今までの私なら、そういう考えを無意識にしていて相手に対して会話を楽しんでいるように見えているかさらに必死に考えながら喋っていたけれど、
その個展を見に行った時は「あ、いま私、会話を楽しんでる風に見せたいから必死になってるな〜」という自分に気付けた。

気づいた時に、今まで通りに気を遣って話すとすごく疲れて苦しくなってしまうのは分かっていたので、あえて返事の間合いを変えてみたり、視線を変えてみたりいつもと違うように振る舞ってみた。

ゆっくり個展を見て、説明を聞いて、特製ジュースを注文し飲み、自分のしたい振る舞いをしてみた。
慣れていなくて少し緊張したけれど、個展を見終わって帰る時には「あぁ楽しかったー!行けて良かったー!素敵な絵や剥製を見れてよかったー!」とホクホクしている自分がいた。
今までなら、「あぁ〜〜あの時の返事、失敗したなー」とか「もっと上手く話題を繋げて会話できたら良かったのにーー」とか1人反省会をしてしまう場面だ。

ホクホクしつつ、家に帰った時、手土産にと用意したパンを渡すのを忘れていたことに気づき、少しだけ1人反省会してしまった。初めから上手くはいかない。そういうものだ。


「虚像の他人」の目を気にせず、自分のしたい振る舞いをする。
初めての試みだったので、緊張したけれど、何度もそれを繰り返して自分の心地いいように振る舞えるようになったら、楽にいられるようになるだろう。
ひとつ目標があり、それは「沈黙を楽しめるようになりたいな」というものだ。
相手がいて会話しているのに沈黙が来るとすぐ焦ってしまう。焦らなくていい、相手も何かを考えてるのかもしれないし、自分が話したいと思ったタイミングで話せばいい。
自分自身の心地良い在り方。他人がどう思うかを基準にしない、自分自身の在り方を見つけていきたいなぁと思った。




『自分と繋がるためのヒント』

Netflixで「クィア・アイ」という番組を見た。
お馴染み、作業通話メンバーからおすすめしてもらったのだ。

クィア・アイを見て、自分自身と繋がることが大事、というメッセージを受け取った。今まさに、自己観察と「欲を実際やってみる」を通して、私は自分自身と繋がろうとしている。

クィア・アイのファブ5のメンバーは、自分の持っているスキルで対象者に自信をつけていく。「自分はこれをしたい!こうしたい!」という自分の中から発信したいことをちゃんと持っているし、実際行動する。
しかし、それを押し付けるのではなく、対象者に対して「あなたはどうしたい?」「あなたは今どう感じてる?」「何を感じたか教えて?」
と尋ねていく。

そう尋ねられた対象者は自分で自分の気持ちをじっと見つめる。自分の気持ちを感じて、それを言葉にする。そして、行動していく。
それを受け取ったファブ5のメンバーは、「じゃあこういう感じはどう?」とメイク、ファッション、部屋の模様替え、料理…などなど各々のスキルで対象者を素敵にしていく。
それを受け取った対象者が、どんどん自信を持って内側から輝いていくのが、本当に素晴らしいと思った。

どれだけ技術を持っていても、押し付けられるものは受け取れない。
相手を知る、相手の話を聞く、相手の思いを聞く重要性を知った。

私はそれを自分自身に向けてあげたら良いんじゃないかな?と思った。
自分の心の声を聞くために、私自身を知るために、「私はどうしたい?」「私は今、どう感じてる?」と質問してみる。
まずは自分から。

自分の心の声を聞けない人は、他人の声も聞けない。
自分の心がオープンでないと、相手も心をオープンにはできない。
まずは自分と繋がって、自分を大事にして、自分に自信を持ちたいと思った。



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