【お部屋で体感する中世ヨーロッパ】中世クリスマスの装飾作り(3)
主業務柄、「体験」を謳っていることもあり、以前から中世ヨーロッパの祝祭に関するしきたりや儀式などをできる範囲で実践検証をしております。現在日本でお祝い(というかほぼイベント)しているいくつかの輸入行事も元をたどればふるーい祝祭が起点だったりするので、我が家でもいくつかの催事は中世ヨーロッパ・またはその前後の時代に沿ったお祝いの仕方をしております。
今回は1年でも最大の祝祭といわれた「クリスマス」の装飾について、回数を分けてご紹介していきます。あくまでも自分とこでのやり方なので厳密な方法ではありません。あしからず。
冬至のリースを作りました
毎年、冬至の日に捧げるリースを手作りで作っているんですが、今年もさくさくっと作成しました。冬至と銘打ってはいますが、その先のクリスマス終了までは十二分に使えるのでそれも兼ねてな感じです。
家の近所にお花屋さんがあるんですが、そこが毎度不思議な花や枝葉を取り扱っている摩訶不思議なところでして、毎回「…ナニコレ(涎)」という出会いが多いので大変重宝しております。
で、今回は「車輪梅」という樹木をゲットしました。もちろん初見、売り方も実がついている枝単価(なんだと?!)だったんで、これもまた独特でした。単価自体は安かったんですけどね。
リース作成といいましても、小学生の頃は美術+図画工作+技術は奇跡の5段階中1に近い2だったので、丁寧にできるわけなーい!ということで、よくある100円均一の木のリースにえいやとリースの隙間に挿しただけです(雑)。
フラワーワイヤーなどは多少使いましたが、見えなければそれでよき(見えたけど)。アドベントリースよろしく、寝かせて使うタイプなので、重量とかのバランスもあまり気にしなくてよい感じです。ドアに吊るすタイプであればさすがに調整しますけどね。
昔も、こんな感じで森の中にある数少ない花や実、樹木を採取して質素だけど豪勢な感じの装飾をしていたのかもしれません。現在ですとバラやいろとりどりの花、ドライフラワーなどでいつでも自由に作ることができますが、昔のような「限られた条件の材料で装飾小物を作る」のも、またいいんじゃないかなと思います。
今回のリースをはじめとした各種クリスマス・冬至関係のインテリア装飾は、クリスマス期間が正式に終わる1/6の公現祭(エピファニー)まで飾ります。巷はすでにお正月モードですが、もう少し降誕祭の余韻を味わっておこうと思います。
ここまでご一読頂き、ありがとうございました(^-^)。
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