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日本も捨てたもんじゃない

おはようございます。

アキレス腱を断裂(2月、7月)してから、率直に感じたこと、思ったことを書いてみようと思いまして。お付き合いください。

アキレス腱断裂後は、しばらく松葉杖でしたが、例えばコンビニの店員さん(特におばさん)が親切なんですよね。会話も弾むし。「大変だねぇ。袋いるよね、入れておくね。」とか。普段の買い物時って会話しませんから、このちょっとした「会話」って知らない人とのコミュニケーションを形成するものとして大事なんだなぁと。特に日本人の店員さんが話しかけてくれるかな。外国人の店員さんは、文化の違いからか、あまり話しかけられることは少なかったかな。(外国人の方は、こちらから話しかけると、よく話をしてくれる!)

同じくコンビニでタバコを吸おうとした時(現在は禁煙中!!)、松葉杖で面倒だった自分は立ったまま吸っていたんだが、知らないおじさんが「兄ちゃん、見ていて痛々しいから、ゆっくり座って吸いなよ」とベンチを勧めてきたんです。「怪我すると大変だよね。」「俺も家がマンションだから吸えなくてさ〜。」っていう会話になる。なかなか面白い。

また、同じくコンビニでタバコを吸おうと、コーヒー片手に体勢を整えていた時、若い男の子が「あ、大丈夫ですか?持ちますよ。」って言ってコーヒー持ってくれたんですよね。おじさん、おばさんから話しかけられるならまだしも、若い兄ちゃんも声かけしてくれるとは。しかも荷物持ってくれるとは。

松葉杖っていうこともありますが、大半の人はスレ違いざまとか、道を譲ってくれますし、ドアなんかも開けて待ってくれます。

松葉杖しているとしても、「世の中捨てたもんじゃないなぁ」と思いましたね。

特に日本人はシャイだなんだと思われていますし、大半はそうなんだろうと思います。だけど、困った人や大変そうな人がいる時は、皆んな助けてくれるもんだなと。(もちろん、色んな人がいますけどね。)

今回、そんな「知らない人との会話」「優しさ」の気付きとともに思ったのが、身体的障害を持った人にとって、まだまだ整備が行き届いていない面も多いなぁと。正直危ない場面もたくさんありました。

道の少しの段差(1〜2センチ)でも松葉杖は引っかかるし、コンビニや店舗の床(タイルっていうのかな?)は雨の日、めちゃくちゃ滑る!(一度、派手に転んだ)コンビニ入り口までの傾斜なんかも、意外と大変なのね。入り口も自動ドアなら問題ないけど、押す引くタイプの入り口だと大変だし。マットが捲れてたりすると引っかかって危ないし。思ったより障害者用の駐車場って少なかったりする。(最近は増えてきたけど、場所に寄り切り)

と、まぁ、松葉杖だから気がつく点て多いんですよね。逆を言うと、松葉杖じゃなければ気が付かないだろうなと。

全てが「皆んなのために」という訳にはいかないだろうが、人に優しい世界に、日本になればなぁと思った次第であります。


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