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ツレが右派になりまして。

政治観の不一致は離婚の原因になるんだろうか?


ぼくが今の妻と結婚をしてから10年以上の月日が経つ。


ときどき喧嘩もしたけど小さな幸せを拾いつつ日々の生活をともに乗り越えてきた。
だが、最近よくわからなくなってきている。


この生活を続けていけるのかどうか、
自信がない。



ぼくが不安に感じているのは妻が右寄りの思想になってきていることだ。



せっかくのnote投稿の一本目だが、今回は右の話になってしまう。
とにかく不安な気持ちが徐々に強くなってきているので吐き出すように書いている感じだ。


noteの使いかたがまだよくわかってないので読みづらい点はご容赦いただきたい。



現在の状況や影響があること

ぼくは右派、左派とか正直詳しくない。


妻に感じる違和感を詳しく掘り下げてみたところ右寄りの思想なんじゃないか?ということに辿り着いた。


具体的に妻の行動や言動に表れているのは、

・在日及び外国人の日本居住を嫌がる

・圧倒的な嫌韓、嫌中

・中国人のマナーの悪さをとにかく批判する

・日本で起こる暴力事件は韓国の血が入ってる人の仕業

・純粋な日本人など選民思想がある

・日本を良くするためにという意識が高い

・アメリカ、トランプ大統領には好意的

・安倍首相すばらしい

・天皇陛下すばらしい

・ついでに都知事選候補者の桜井誠氏もすばらしい

といった内容だ。


これが日常の中で「ねえ知ってる?」とか「やばいよ!」という切り出しで会話が始まっていくのだ。


正直聞いてて疲れるときもある。


右派(右翼)について調べてみた

では右派とはなんなんだろうか?

右翼とは?
右翼は政治においては、「特権階級による特権の維持を目指すための社会制度を支持する層」や、「体制・身分・名誉・伝統的な社会格差や価値観の構造を維持することが目標として定められている社会運動」を指すとされ、社会秩序や社会的成層への支持を表すためにも使われる。保守、愛国心、国粋主義的な思想を含むとされる。類義語には「保守」や「守旧」など、対義語には「左翼」や「革新」などがある。
参照元:Wikipedia


他にも右翼に関する記事など読み漁ってみたけど、どうもしっくりこない...これじゃない気がする。



そう思ってたら「ネトウヨ」なる言葉を見つけた。


ネトウヨとは?
ネット右翼というのは自分を安全な場所に置いて“弱い者いじめ”をしている人だと思う。これが左の場合、政権と闘わないといけないが、“安倍総理はすばらしい。天皇陛下はすばらしい”と言いつつ、“悪いのは外にいる中国の人だ。韓国の人だ”というのは反撃が少ない。
(以下略)
参照元:ABEMA TIMES - ネット右翼、ネトウヨとはどんな人たち?モチベーションは?その規制の必要は?


これだ!まさにこんな感じ。


アメリカは好き。友好国


あぁ。ネトウヨだったのかぁ。


もっとも妻はSNSには積極的でないためむやみに嫌韓・嫌中発言をリツイートするといったことはやってないと思う。

ぼくや自分の親に言うくらい。親しい知人には言ってるかもしれない。


ネトウヨになる原因は?

「ネトウヨ 妻」などで検索すると、多くの検索結果があがってきたので驚いた。
最近ではなく5〜6年以上前の記事も結構あり、どうもネトウヨなるものが増えていったのは2007〜2008年頃らしいということがわかった。


「妻がネトウヨになりまして。」の見出しで「週刊現代」に記事が掲載されたというのもあった。


この記事のタイトル「ツレが右派になりまして。」はなかなかいいタイトルを思いついたと勝手に思っていたが全くそんなことはなかった。
というか、みなこぞってこの映画タイトルに絡めてきてる感さえある。

(ちなみに映画「ツレがうつになりまして。」はだいぶ前に観た。よかった)


妻(主婦)がネトウヨってのは少なくない案件らしいが、高齢の親がネトウヨになってしまったというパターンのほうが結構あるようで、検索で出てきた記事を読んでみたところ具合が悪くなった。


ネトウヨになる原因やきっかけについては「空いた時間でWeb閲覧しネット世論に感化される」ことが多いようで、その他に「妻の孤独」「生活環境」「知識不足」などがあるようだ。

もしかしたら妻は子育ての中で孤独な戦いをしているかもしれないというのを、心当たりとして感じてどきっとした。

仕事にかまけてぼくは家庭と向き合えていなかったのかもと思うとショックだった。


ネット世論に感化された妻とどう向き合っていくか

これは思想の問題なので簡単には変わらないことはなんとなくわかる。

ネットで自分がよく読む記事を中心に情報収集することも習慣化しているだろうから止めないだろう。


ぼくが不安に感じているのは、政治に関する話がきっかけで会話がぎくしゃくしないかということ、妻の話に合わせようとして家族でいることが辛くなってしまわないかということ、差別的な思想が子どもによくない形で伝わってしまわないか、ということだ。


ぼくの思想はというと、韓国人は正直よくわからない。
実際に会ったことがないから。


中国人がマナーが悪いという状況はぼくも目にしたことがある。
だから妻が言うこともわかる。だが日本人でもクレーマーはいるし、煽り運転とかしてる人も同類なんじゃないかとも思う。


中国人のかたとは一緒に働いたことがあって、仕事熱心、勉強熱心で3ヶ国語以上を話す人達だった。
勉強量、仕事に対するハングリーさでは負けてしまうと思った。
そして普通にいい人だった。


右とか左の話は政治の話であって、個人レベルで関わる分にはそれが全てでは無いと感じる。


ぼくが今後するべきなのは、妻の思想をネット世論から切り離すことでは無いだろう。今それが好きで見ているなら見守っていくしか無いだろう。

意識していかなければいけないのは、妻が子育ての中で孤独を感じないように主体的に自分の家族と前に進んでいくことなんだと思う。


…といい感じにまとめてみたけど、家庭でこれが起こっている状況って結構しんどいんだよなぁぁ。。

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