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下田(しただ)のワクワクを作り出す仲間になりたい奴はこの指止まれ!!

新潟で移住支援/起業支援をしております、きら星(株)社長の伊藤です!今回は、湯沢エリアから離れて、めちゃくちゃ面白いことを企てていきます。

伊藤、このたび三条ローカルアカデミーのメンターをつとめます!

▼三条ローカルアカデミーとは▼
三条市と(株)ボーダレスジャパンがタイアップして、三条市下田地区で社会的起業をする人を増やすための1年間の起業プログラムです。
1年間、起業型地域おこし協力隊員として活動をしながら自らの起業プランを完成させて、下田に定着または起業をしてもらう目的のものです。

三条市下田とは?

約10万人が住む、三条市の中の中山間地域で、エリアの人口は1万人ほどです。
旧・下田村の「村長」を自称する今井くんは、このように紹介します。(村長の家 Webサイトより)

新潟県の真ん中に位置する三条市。古くからものづくりが盛んな地域で西隣にある燕市と合わせて「燕三条」と呼ばれています。 下田村は、2005年に合併し三条市になりました。三条市は、江戸時代から続く鍛治技術の伝統を受け継ぎながら。時代の変化に合わせて確信を続け、現在は包丁や作業工具と行った金属加工 産業を中心に発展しつづけ、今、海外からも注目されているまちです。
そんなものづくりもまちから車を走らせること30分。 登山家を魅了してやまない雄大な山々や四季折々の顔を見せる田んぼやのどかな日本の原風景が広がります。スノーピークをはじめキャンプ場もあり、アウトドアも盛んな地域。それが「下田」です。東京から上越新幹線で2時間。北陸自動車道などの交通網も整備されていて都市圏からのアクセスも良し。気軽に来れる「ほどよい田舎」。

今までの三条ローカルアカデミー

現在、2名の方が東京圏から移住した方が隊員として活動をし、下田地区に住みながら自分の「やりたい」を叶えるプランを作成しております。

今までは自分のやりたいプランを、下田でどのように生かせるかを主眼にしていたので非常に自由度が高い募集方法でした。

やりたいことが明確にある方はそれでも良いのですが、私が起業支援を伴走していて「テーマが決まっていない人は、迷子になりやすい」という課題もあることにぶつかりました。

これからの三条ローカルアカデミー

従来のフリーミッション型募集に加え、
今後はローカルテーマ型募集も行なっていきたいと思います。

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どう変わるのか?をうちのスーパーエース、はっしーが資料にまとめてくれました!(拍手)

「地域で役に立ちたい」という想いはあるも、課題が明確ではないという方に対してのアプローチとして、三条にいるローカルヒーロー達から「こんなことを一緒にやる仲間が欲しい」というお題を出してもらい、そのテーマに興味関心が高い方を下田でチャレンジする同志として受け入れる方法を取っていきたいと思います。

三条ローカルヒーローズの紹介

県央・燕三条エリアはものづくりの街として有名ですが、非常にユニークな起業家がたくさんいることは特筆すべきです。

私たちは、そうしたローカルヒーローを仲間に入れて
・自分がやりたいと思っているが、リソース不足でできていないこと
・現在ソーシャルビジネスとして取り組んでいるが、仲間を増やし幅を広げること
を推進していきたいと思っています。

そんな仲間として、今回は

コネクションの結城 靖博さん
(株)下田村の今井 将智さん

2名を、ローカルヒーローズとしてお迎えして、下田の地域課題、今やっていること、これからやりたいこと、どんな人が来て欲しいかなどをお話を伺いました。

結城さんのミッションマッチング

結城さんは、下田エリア内に「空き家ニート」という施設の運営もしております。その他、ひとり親世帯を食でサポートする「旅人のケチャップ」プロジェクトなど数々のローカル・ソーシャルビジネスを立ち上げています。

東京に出ないと始まらない、というのではなく、やりたいことの実現や自己実現は地方の方ができるというのが結城さんの持論。豊かに暮らせる可能性は地方にこそ多いと感じていらっしゃいます。

そんな価値観を持つ方と、地域発信やまちづくりに取り組んでいきたいそうです。

特に、以下のようなテーマで新しいビジネスを作りたい方、社会起業家志向のある方は結城さんとのミッションマッチングで下田に来ませんか?

<マイノリティの方にも働きやすさを>
・障がい者
・LGBTQ
・ひとり親
・ニート/引きこもり

様々な事情や背景で、現在生きづらさを感じている方々に、働き・暮らし・人間の本質的な豊かさを享受できる環境を作りたいと考えていらっしゃる方。

先駆者として取組む結城さんのような方がいる地域でのチャレンジをしてみませんか?

今井さんのミッションマッチング

今井さんは、ともかく生まれ故郷である下田を盛り上げたい!と奮闘し、地域課題解決に向けやりたいことがたくさんあるのですが、もっともっと仲間を必要としています。

今井さんからは具体的な地域課題を提示してもらいました。

①笹団子・チマキ及びその笹の後継者問題を解決
 笹の収穫〜商品としての笹を出荷するビジネスや、6次化商品である笹だんごなどの生産は、現在7社が営業していますが、経営者はみんなおばあちゃん!担い手がいないことが課題になっています。
 ☆担い手だけでなく、作業効率化やテクノロジー活用で高齢者が継続的に働けるような環境づくりを事業にしていけるような人が欲しい。
②全国の避難所を下田に作る
 災害などがあった際に、避難場所の確保に苦労する地域も多い中で、緊急時には「下田に逃げておいで!」と言える環境を作りたいのだそう。空き家や遊休不動産をストックしておいて、緊急事態に使えるような仕組みを作りたい。
 ☆今井さんがこの事業を進めるために必要なインフラ整備が現状できていない、空き家の掘り起こしや管理などをする「家守」的な方が地域にいるといいかも。
③孫の手のスケールアップ
 2021年始に、今井さんが始めた「孫の手」活動。これをちゃんと運営できるものにすると、もっと地域課題の解決(害獣駆除の電気柵設置や、草刈りなど)にも姿することができそう。
 ☆今井さんがこれをやるには、マンパワーが足りないので、こちらの思想を引き継いで永続的に回るように事業化して欲しい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

新潟県のちょうど中央に位置する、三条・下田は自然豊かな場所ですが、市街地に出ればスタバもショッピングセンターもあり、新幹線の駅もある、住むのには便利なまちです。

地域資源はたくさんあるものの、高齢化も進み、課題がたくさんあるこのエリアは起業のタネもたくさん見つかることでしょう。何より重要なのは、それを一緒に取組む同志、先輩起業家が近くにいるというところ。

1年間のローカルアカデミーでは、1年間は地域おこし協力隊として三条市の会計年度任用職員に登用され、社会保険も加入しながら安心してプランニングに入ることができます。約100万円の活動経費も活用しながら、スピーディに事業化に向けて動き出すことができます。私たちも、起業支援としてプランニングの相談や壁打ちで、事業化に向けた伴走支援をさせていただきます。

私たちの起業支援の実績や軌跡は、湯沢町での取り組みも参考にしてみてくださいね!

詳しい話を聞いてみたい、応募してみたいという方は、
info@kirahoshi.com
まで、あなたの志を明記した上でご連絡ください!

それでは、きら星のもやでした〜。

「魅力的なまちで溢れかえっている世界を」作り「地方で暮らす人を増やし消滅可能性都市をなくす」ことをミッションに動くまちづくり会社社長。湯沢町で暮らす2児の母でもある。