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もやブロ #17 ショッピングから湯沢暮らしが向く向かない考える

こんばんは。元・商業施設のプロをしておりました、もやです。
今回のエントリは、日常的に皆さんが行なっている”買い物”という行動から、湯沢暮らしが向くかどうかをお伝えしたいと思います。「湯沢興味あるかも・・・?」と思っている方、あくまで個人の意見ですが、住めるかどうか参考にしてみてください。

そもそも買い物するところあるの?

はっきり言うと町内にはありません
そりゃそうだ。人口8千人の商圏で成り立つものは非常に少ないですね。なので、商圏としては隣の南魚沼市(旧・六日町)まで出ることを覚悟してください。車で40分圏内です。
湯沢町の良さは、何度も書いてるかもしれませんが、コンパクトシティということです。なので、この地図の範囲で日常的な購買行動は全て完結します。ライフラインは国道17号です。
車がないと基本的に暮らせない、と個人的には思っていますが、地図で出ている湯沢エリアに住む方の中には、車なしで生活している方もいるらしく、理由はドラッグセイムスとコンビニで全てが足りるから、だそうです。こんな方もいるのでご参考までに。

食料品どこで買う?

大きなところは「スーパーのぐち」町内に2店舗展開する地元のスーパーです。
本店は東口商店街(ほぼシャッター通り)にあり、100円ショップCAN DOの商品を取り扱っています(町内唯一の100円ショップ)。
17号沿いのハーツ店が売り場面積が町内で最も大きなスーパーになります。ここの特徴としては、コストコや成城石井の商品仕入れをしているところです。お菓子や調味料など、普通のNB(ナショナルブランド)商品だけでなく、こだわりの品が手に入るので楽しめます。あとは、観光業の町らしく業務用コーナーがあります。大容量パッケージの食品ですね。生産三品はボリューム少なめ。

あとは、コープがあります。上記の地図には写っていないですが、町で唯一の公立学校・湯沢学園の近くにあります。夕方はママさんたちのオアシスになっています。定番のコープ商品から、ちょっとした雑誌の取扱いまで。小さな売り場ですが、必要最低限のものがあるかなという感じです。野菜はコープの方がリーズナブル感あります。

ここで便利なのが、ネットスーパー。
原信のネットスーパー、生協の二択ですが非常に便利です。正直言うと町内のスーパーでの生鮮物には不足感あります。でも、生鮮を買うために塩沢や六日町に出るのはバカバカしい。そんな時は、届けてもらいましょう。
以前は、イオンが使えたんですが、現在はネットスーパーの取り扱いしてません。

日用品などはどこで買う?

はい、これは17号線のコメリとセイムスの一択ですね。
コメリはホームセンターなので、畑の道具からトイレットペーパーまでだいたい買えます。
セイムスはドラッグストアですが、日用品から飲料・食品の取り扱いもしています。食品をセイムスだけで済ませてる猛者もいるそうです。

本屋は、東口商店街のナカシン文具さんで少し取り扱いあります。大きな本屋は、塩沢のGEOか六日町の蔦屋書店、六日町イオンの未来屋書店。そんなところでしょうか。

服をどこで買う?

服買う場所はマジでないです。
駅ナカの、リゾートエキスポさんは、通年オシャレなアウトドアスタイルファッションを提案してますが、いわゆるユニクロ的なものは皆無です。
衣料品買うなら、長岡か高崎に行ってください。百貨店は、新潟か高崎まで。まぁ高崎出るのがベターですかね。
あ、塩沢にはしまむらとバースデイがあるので、パジャマないなとか子供のちょっとしたものとかはそこで足りるかな。

購買行動から湯沢が向く人/向かない人

向く人
・買い物は限られたところで手軽に済ませたい人
・普段ネットショッピングを活用してる人

向かない人
・最新のトレンドを常に追いかけたい人
・複数の選択肢から買い周りをしたい人(チラシで安いところを探し回るなど)

新宿伊勢丹のコスメ売り場で、新色を誰よりも早く試して、ジミーチュウの靴を履いてウインドウショッピングするのが日課の方にはまず向きません。極端な例ですがw そもそもそんな方は地方暮らししたいと思わないでしょうがw
限られた選択肢でも、ネットやリアルを使いこなしながら自分の欲しいものが何となくわかってて頼める、という方は、湯沢暮らしできると思います。
買い物する場所選ぶことすらめんどくさい、買い物は生きてくために必要なものを最低限手に入ればこだわらない、という方はとても向いています。

上記はあくまで主観ですのでご参考までに。
体験するのが一番てっとり早いです。1週間程度滞在すれば判断できると思いますので、ぜひお試し移住などして、試してみてくださいね。

春はもうすぐ…!

「魅力的なまちで溢れかえっている世界を」作り「地方で暮らす人を増やし消滅可能性都市をなくす」ことをミッションに動くまちづくり会社社長。湯沢町で暮らす2児の母でもある。