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もやブロ #2 本当にできる?テレワーク

きら星(株)の設立登記まであと少し。残りわずかな無職の期間をエンジョイしてます、もやです。

ブログのキービジュアルで、夫わたまは(既に)テレワーク会社員だから移住できるんでしょ?と思われてる方もいらっしゃるんじゃないかと筆を取ります。
実は、彼の勤務先ではテレワークの実績はありません!
妻が起業するから、ということで、上司や社内関係者に根回しをしてもらい、私自身もご挨拶させていただき実現した移住スタイルであります。え、めっちゃハードル高いじゃん!と思ったでしょ。

でも、意外と言ってみると、事例がなくても大丈夫!となることだってあると思うのです。

その理由としては、テレワークは
・働き方改革のトレンド
・従業員確保の一手
として企業側も"取り組まないとなぁ"とは思っているトピックだからです。
しかし、管理コスト(特にコミュニケーションコスト)がかかるのではという危惧と、人事制度含む導入の煩わしさから二の足を踏んでいる。というのが実情でしょう。

夫わたまも、育児などで単日で在宅勤務の経験はあるんですが長期間フルリモートでの勤務は経験なし。おまけに、メーカーのリーガルをやってるので業務は秘匿性の高いもの。ですがやっている業務自体は、基本パソコンと電話があればなんとかなるようなので、テレワーカーへの切り替えをお願いしたのでした。
まだ始まってはいないのですが、理想のテレワークスタイルは”自席にいるかの如く(電話や、ふとした話し声などの共有)繋がっていられること”という話も出ているようです。いま現在は、阿吽の呼吸で業務が進むこともあり、横で聞く電話の話から業務タスクが変わったり、多忙な管理職への伺いなど自席にいるからスムースにコミュニケーションできている。そこをどうするか?という不安もあるとのこと。
設備やソフトウェアで解決できるのか、オペレーションでカバーできるのか、運用してみてどうなるかというのが実情ですかね。
でも、遠隔地でのテレワークができれば、解決できる雇用の問題は大きいわけです。昨今は特にエンジニアやマネジメント層など、業務でパソコン使う職種が足りていないわけですから、勤務地という縛りから解放されて仕事を選ぶことができるようになると採用の幅も広がりますよね。

なぜ私がテレワークにこだわっているかと言うと、かつての私自身がテレワークできる環境下にあったにも関わらず、組織の空気によってテレワークの実現が阻まれていたことが一因です。
営業や企画をやっていて直行直帰、出張不在が当たり前。通信カードとモバイルPC、社用携帯がキチンと貸与されていて、インフラが整っている。もちろん勤怠も、出勤しなくても締められる。会議も、幕張-奈良をテレビ会議でつないで重要案件の会議をこなしていたくらいなので、オンラインで十分でした。出社しないといけないのは打合せ資料出したり経費精算でプリンター使うときくらいかな?別にオフィス行かなくてもよくね?
・・・なんだけど、”固定電話誰かが取らないといけない”とか”なんであいつだけリモートワークOKなんだ”とか、ちょっと交通整理すればなんとかなるけど、”空気”で満員電車に乗ってオフィスになんとなく行っているというこの惰性。大手企業を中心に、こんな感じのワークスタイルの方って多いと思うんです。いまはテレビ会議も整ってきましたし、slackなどのコミュニケーションツールも多様にあります。"空気"が阻んでいるのであれば、なんとかしようじゃないかい!
関連記事を、Jターンするまで住んでた流山にあるシェアサテライトオフィス"trist"さんに寄稿してますのでよろしければそちらもご覧ください。

きら星が作ろうとしている施設では、秘匿性を担保できる仕組み(セキュリティブース)を設けることと、テレワークのプラットフォーマー企業さんと連携をすることによって、制度面や物理的なハードルを下げていく予定です。
"空気"については、導入検討企業さまにワーケーションからご提案し、あ、これならできるじゃん!を実際に体験してもらい、気軽に試すことで取っ払っていきたいと思います。

地方暮らししたい方の支援として、利用者さん側だけでなく、企業側にもしっかりと働きかけていきますので、お勤めの会社への説得は一緒に是非やらせてください!!!
・・・というわけで、興味のある方はご連絡いただけると幸いです。TwitterのDMなどからお気軽にどうぞ。

働くところに捉われず、住みたいところで暮らせる世界を!地方にもそんな暮らしを持っていくチャレンジをしていきます。乞うご期待!


「魅力的なまちで溢れかえっている世界を」作り「地方で暮らす人を増やし消滅可能性都市をなくす」ことをミッションに動くまちづくり会社社長。湯沢町で暮らす2児の母でもある。