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貼「れ」ないカイロについての考察

寒い寒い冬の日の必需品、使い捨てカイロ。

ホカロンとかホッカイロとかいろいろ名称がありますが、今私が使用しているものは「カイロ」呼びです。

私は二種類を常備しています。

貼るカイロ

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お腹が弱いので、お腹に貼って温めています。時々背中に貼ることも。


貼れないカイロ

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手先がとにかく冷えまくるので、外でも家でもにぎにぎしております。


そんで、このメーカーさんに私はいつもツッコミたくなってしまうことがあるのです。

にぎにぎする貼れないカイロの方。


貼「れ」ないより、「貼『ら』ないカイロ」の方が良くない?


「貼る」に対して「貼れない」だと、何となく貼れないカイロの方が性能が劣っている印象を受けるんですが、私だけでしょうか?

でも別にどっちのカイロが性能高いのかじゃなくて、貼った箇所を重点的にあっためるのか、にぎにぎしながら手先をあっためるのか、「性能の差」のはずなんでよね。

「~れない」だと完全に否定形。「これはできない」という意味になってしまいます。

私たちが普段話している会話の中で「カイロ持ってるけどいる~?あっ、貼れないほうだけど!」みたいなノリで何気なく出てきた言葉としてなら問題ないと思うんですが、商品のパッケージで、しかも一番目につきやすいところに「貼れない」という「これはできません」という情報を前面に出していいのだろうか?と思ってしまったわけです。買い手側としては。

くだらねー!実際使えるんだからええやんどうでもいいわ~

と思う方もいるでしょうが…クリスマスというめでたい日に私の記事にたどり着いてしまった皆様、これも何かのご縁です。時間が許すならば、このくだらない考察にもう少しだけお付き合いください。


では、このカイロのメーカーさんはどうして貼らないではなく「貼れない」と表記したのか?売り手側の立場になって考えてみたわけです。

私の考察はズバリ2つ。

1,貼るホカロンだと勘違いして買うのを防ぐため

2,貼るホカロンを意地でも貼ろうとするのを防ぐため

どちらにしても、あえて否定形にして「貼れない」という「警告」の意味が込められているのではないかなと思ったんです。

2に関しては「えっ、そんなことする人いるの!?」と思うかもしれませんが、実はいるみたいなんですよね。冬場に両方のタイプを買ったら貼らない方だけ余ってしまったので、ガムテープ等で無理やりくっつけるという(汗)

ネットで調べたら「貼らないカイロを貼る方法」なるものが載ってました。

ですが、そもそも貼るカイロの方が温度が高いので、衣類に貼るのはオススメできないみたいです。以下、サイトからの引用です。

使用期限が切れそうな貼らないカイロがあるときは、むりやり貼って使うのもひとつの手段です。ですが当然推奨される使い方ではないので、貼るときはこまめに温度を確認しながら自己責任でお使いください。低温やけどにはくれぐれもお気を付けを!家の中なら一番外側のアウターに貼るのもありですが、突然の来客には焦りますのでいいことありません。
結局のところ、貼らないカイロを貼って使うのはオススメできません!災害が起きたときのためにも常備しておいて損はないので、使わないからと無理して消費しなくてもいいと思います。

結局のところ、無理やり貼るカイロにするのはリスクが伴うということでオススメできないというわけですね。

メーカーもそういった意味での「警告」としてあえてネガティブな印象の「貼れない」という表記を選んだのかもしれません。

ポジティブな内容やイメージで商品がヒットしてくれるに越したことはありませんが、何か事故が起きた場合は即回収、販売停止と、損害の大きさに追われてしまいますからね。


日本語は一文字違いで言葉や文章の印象が変わってきます。買い手側と売り手側、同じ商品でもそれぞれの立場に立って売り文句を読んで考察してみるのも面白いな~と思った、という話でした。

クリスマスに投稿したのに全然クリスマスの話じゃなくてごめんなさいね(汗)

気になったら即記事にしたいタイプなもんで…ハッピーメリークリスマス!(今更)

お詫び(?)に、先日行った草津温泉の写真を載せて、少しでも冬の気分を皆様にお届けして今回は締めたいと思います。


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つぶやきで載せたものは1日目の景色だったのですが、その日の夜から翌日にかけてすごい雪が降ったので、2日目の草津は真っ白しろな雪景色になったんです❄️帰れるか心配になるくらいでした。


寒さがきつい年末年始になりそうです。カイロを上手に使って体を温めて、よい年末年始をお過ごしくださいね♪

ではまた次の記事で!

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