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チベット映画特集「映画で見る現代チベット」劇場未公開作品紹介③『オールド・ドッグ』<劇場未公開>

来年2021年3月13日(土)〜 4月2日(金)岩波ホールにて、チベット映画特集「映画で見る現代チベット」を開催。全7作品のうち、劇場未公開の作品をご紹介します。

★タイムテーブルは公式サイトをご確認ください。

オールド・ドッグ<劇場未公開>

監督:ペマ・ツェテン
出演:ロチ(老人)、ドルマキャプ(息子)、タムディンツォ(息子の嫁)  
脚本:ペマ・ツェテン|撮影:ソンタルジャ|録音・音楽:ドゥッカル・ツェラン|製作:サンジェ・ジャンツォ

原題:老狗|英語題:Old Dog|2011年|88分|カラー
【公式予告編】

【解説】
長編第一作『静かなるマニ石』がバンクーバー国際映画祭やプサン国際映画祭はじめ数々の映画祭で受賞し、名匠アッバス・キアロスタミ監督に「心から感動を覚えた」と称賛されたペマ・ツェテン監督の純チベット語映画の長編第3作。1990年代末、中国富裕層の間で起きたチベットのマスチフ犬ブームを背景に、「犬を通じてチベット族の現状を表現したかった」と監督が語るように、中国富裕層が象徴する経済発展がチベット高原の牧畜民の生活にも容赦なく入り込んでくる状況をストレートに描き出している。それまでのペマ・ツェテン作品と大きく異なり、怒りや絶望を鋭く投げかけ、特にそのラストは、観客に大きな衝撃を与えた。製作は、ペマ・ツェテン監督同様、世界にチベット語映画を送り出した重要人物で、詩人としても有名なチベット人映画プロデューサーのサンジェ・ジャンツォ。撮影はペマ・ツェテン監督の4歳下の後輩にあたる『巡礼の約束』のソンタルジャ監督が担当している。第12回東京フィルメックスグランプリ受賞。

【あらすじ】
広々とした草原に生きる牧畜民の老人。彼は老マスチフ犬を飼っている。中国の大都市に暮らす富裕層の間に起きたマスチフ犬ブームから、犬泥棒が現れたり、しつこく付きまとう仲買人がやってきたり、心の休まる暇がない。老人の息子までも、大金を得ていい暮らしがしたいと願い、犬を高値で売り飛ばそうとするのだが、老人は「犬は民族の誇り」と手放すことを頑なに拒む……。

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<映画で見る現代チベット>
◆日程:2021年3月13日(土)~4月2日(金)
◆会場:岩波ホール 
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-1 岩波神保町ビル10F
◆上映作品(7作品)
ソンタルジャ監督作を見る:『ラモとガベ(原題)』『巡礼の約束』『草原の河』『陽に灼けた道』
ペマ・ツェテン監督作を見る:『タルロ』『オールド・ドッグ』
チャン・ヤン監督の “外の目”:『ラサへの歩き方~祈りの2400km』
◆タイムテーブル:特集上映公式サイトに掲載→ http://moviola.jp/tibet2021/ 

◆トークイベント(各回30分程度)
3/13(土)10:00~『ラモとガベ(原題)』上映後 ソンタルジャ監督ティーチイン
3/13(土)16:00~『オールド・ドッグ』上映後 星泉さん(チベット語研究者)トークショー
3/20(土)13:00~『草原の河』上映後 松尾みゆきさん(字幕翻訳者、映画プロデューサー)トークショー

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