シャトルシェフでつくるインドネシア風牛肉の煮込み
サーモス社のHPに掲載されている下記のレシピをつくってみます。
「インドネシア風」という聞き慣れない形容詞が付いていますが、調べてみると、どうやら「ルンダン」というインドネシアの代表的な料理を参考にしたレシピの模様です
使う香辛料はカレーの基本ターメリック、クミン、コリアンダー、カイエンペッパー、そしてここにシナモンパウダーとレモングラスが入ります。
食材
4人分
牛かたまり肉(もも) 400g
玉ねぎ 320g
ニンニク 15g
生姜 30g
赤ワイン 50ml
コリアンダー 小さじ2
クミン 小さじ2
ターメリック 小さじ2
シナモン 小さじ2
カイエンペッパー 小さじ1/2
ココナッツミルク 200ml
水 200ml
レモングラス 適量
砂糖 小さじ1
塩 小さじ2
胡椒 少々
オリーブオイル 大さじ2
つくり方
食材を切る
牛肉は一口大に切り分け、塩と胡椒(分量外)をしておきます。玉ねぎは薄切りに、ニンニクと生姜はみじん切りにします。
牛肉を焼く
シャトルシェフの調理鍋にオリーブオイルを熱して、牛肉の表面を焼いていきます。
表面を焼いた牛肉はいったん取り出しておきます。
ニンニク、生姜、香辛料を炒める
牛肉を取り出した鍋にニンニクと生姜を加えます。
軽く炒め合わせたらコリアンダー、クミン、ターメリック、シナモン、カイエンペッパーを加え、香りが立つまで弱火で炒めます。
玉ねぎを炒める
玉ねぎを加えて、しんなりするまで炒めます。
牛肉、赤ワイン、ココナッツミルク、水を加えて煮込む
牛肉を戻し入れ、赤ワインを加えたら火を強めてアルコール分をとばします。
ココナッツミルク(今回は冷凍保存していたもの)水、レモングラスを加えます。
レモングラスですが、参考レシピには「10本」とあります。1本がどれくらいを指すか不明なので適当に入れてみました。結果として、これでは少なかったようです。この3倍くらいは入れた方が良さそうです。あるいは使用したドライものの香りが弱かったのかもしれません。
沸騰したら火を弱め、5分間加熱します。
保温調理する
調理鍋にふたをして保温容器に入れ、30分間保温調理します。
煮込む
保温容器から取りだした鍋を再び火にかけ、10分ほど煮詰めたらできあがりです。
できあがり
今回はお皿によそったライス(玄米)にかけていただきました。
あとがき
スパイシーなタクコに、ココナッツミルクの甘い香りが合わさって、スパイスカレーと同系統の美味しさですね。レモングラスの香りが弱かったのが少し残念です。
「ルンダン」を語る場合、「世界一美味しい料理に選ばれた」と得意げに書かれることが多いようです。
その惹句を使うのはルンダンを食べ慣れたインドネシアの人々ではなく、食べたことのない他国民です。
生まれ育った環境で多彩に変化する「美味しい」の基準にもかかわらず、無理に順位付けられた「1位」に何らかの意味があるように思えません。2位以下もまるで興味がわきませんが、そんなランキングとは関係なく、一国を代表する料理というのは多いにうなずけました。
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