19−20 Chelsea 超個人的総評part1(開幕前編)
今シーズンのプレミアリーグがついに終了。
今年のリーグ戦は4位フィニッシュ。去年は3位だったことを考えると1つ順位を落とした結果だが、しっかりとチャンピオンズリーグ出場権を獲得。そして、まだカップ戦でタイトルを獲れる可能性を残している。
今年のチェルシーを一言で表すとワクワクだった。
シーズン開幕前、移籍禁止、大エースであるエデン・アザールの移籍、サッリ監督解任、ランパード監督就任、ダビド・ルイスも移籍。
昨シーズンから見てた自分でも絶望的な状況であることはわかった。
攻撃はアザール中心で、彼1人でも点が取れる。彼がいれば正直なんとかなる。そんなチームでもあった。そんな彼が幼い頃からの夢であったレアル・マドリードに移籍。嬉しい気持ちと悲しい気持ちが半々だった。
サッリ監督は自分の教え子たちを何人か獲得した、ボールを持つポゼッションサッカーをできるチーム作りをしていた。その練られた細かい戦術をチームに落とし込んでいた。そのためしばしばサッリボールと名前がつけられるほどだった。
そして、実際にEL優勝、リーグ戦3位という結果を叩き出していた。そんな中1年で解任。ここからより完成したサッリボールが見れるのかと思っていただけ残念だった。
そして、その後任としてクラブのレジェンドであるフランク・ランパードの監督就任。彼は監督としては2年目で、プレミアリーグはもちろん初挑戦。さすがに最近チェルシーファンになった僕でもランパードが選手として成し遂げていたことの偉大さはしっていた。ただクラブのレジェンドが帰ってくることの嬉しさと監督として新人に近いランパードが本当にやれるのか不安があった。
そんな新人監督に与えられた試練は補強禁止による現状戦力で1年を乗り越えなければいけないという厳しいものだった。特にチームはサッリ監督が好んで獲得した選手、サッリボールをするためのチームであった。サッリボールを続ける技量も必要性もないが、ランパードが監督として任されたのはサッリボールを1年してきたチームであった。
それを考えたときに今年のチェルシーをしっかりと応援するつもりではあったが、結果の方を期待することはできなかった。
ただランパード監督は歴史あるクラブの誇りを持って戦うと覚悟を決めていた。ランパード監督の覚悟で僕自身も応援し続ける覚悟を決めた。
開幕前ではあったが、去年と違い若手中心のチーム状況になったチェルシー、ランパード監督の覚悟を見てその時点ですごくワクワクした。
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