恋人と昼間に見たい映画。イケオジの夫婦生活。
今回紹介する映画は「パターソン」PATERSON。
アダム・ドライバー主演作品。個人的にはアダム・ドライバー、ジェイク・ギレンホール、ライアン・ゴズリングが最も哀愁漂う表情を出せる渋め3大オジ俳優だと思ってます。アダム・ドライバーは声もかっこいいですね。
ここ最近見たアダム・ドライバーの出演作は「マリッジストーリー」と「ブラック・クランズマン」ですね。正直内容はちゃんと覚えてませんが、両方ともおもしろかったのは覚えてますので、気になってる方はぜひ。今私が気になっている作品の「フランシス・ハ」にも出演していますね。これはおもしろいんでしょうか。見たことある方はぜひ教えてください。
あらすじ:パターソン市に住むアダム・ドライバー演じるバス運転手(アダム・ドライバーだけにね、なんつって)のパターソンと妻との1週間の生活を映す。
パターソンの妻はアーティスト?芸術家?なのかよくわかりませんが、センスがぶっ飛んでます笑。毎日毎日家の中をペンキでペタペタペタペタ。クールなパターソンと風変わりな妻とのやりとりがおもしろいです。この映画はパターソンがパターソン市に住んでたり、やけに双子が出てきたりと、謎の?伏線?こだわり的なやつがあるので、ささいな風景の場面でも画面からなぜか目が離せませんね。
月曜日から日曜日まで1日ずつ話が進んでいくのですが、1日の始まりは妻とのベッドでのまどろみ。1日の終わりはいきつけのバーで1杯、と決まったルーティンが続きます。素朴ながらもなんて充実した生活なんでしょうか。こんな結婚生活を送りたいとシングル男子はひしひしと感じました。あんな破天荒妻は勘弁ですが‥笑
それぞれの曜日では、私は火曜日がお気に入り。男ってああいう負け惜しみの会話しがちですよね。あの娘と遊んで、向こうは乗り気だったけど俺が疲れてたから的な。ホントは全然行けたやつだったけど、気が乗らなくてそのまま帰った的な。
ちょっと笑える日常が続いていくのですが、最後に事件が起きてしまいます。でも最後のシーンで全てが救われる気がしました。人との出会いや繋がりが人の人生にはかかせない、的なことを感じとれました。人を変えるような出会いは不意に訪れますよね。ああいう終わり方は非常に好きですね。この後主人公がどんなふうに立ち振る舞っていくか、ヒントを与えて鑑賞者の想像を任せるやつです。
みなさんは、どんな映画の終わり方が好きですか?私は正直、ハッピーエンドよりもバッドエンドが好きです。ひねくれものなので笑。でも「人類滅亡!はい、終了!」みたいな終わりじゃないですよ笑。主人公にとって理想ではないんだけど、ちょっと希望がさしかけた終わり方というか、ほろ苦い終わり方というか。映画が終わった後でも主人公を応援したくなるような終わり方ですね。説明難しいですね。
映画の終わり方には結構こだわりがある方だと思うので、ぜひ次回お話させてください。それでは、今回はこのへんで。
スキしてもらえると喜びの舞を踊ります。