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映画【レナードの朝】名セリフ

1969年。ニューヨーク、ブロンクスにある慢性神経病患者専門の病院に赴任したセイヤー医師は、話すことも動くこともできない患者たちに反射神経が残っていることに気づき、訓練によって彼らの生気を取り戻すことに成功する。ある日彼は、30年前にこの病院に入院して以来ずっと眠り続けている嗜眠性脳炎の患者レナードに、まだ認可されていないパーキンソン病の新薬を投与する。そしてある朝、レナードはついに目を覚ます。

レナードの朝 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

(太文字が映画の中の台詞です。
台詞の紹介なので基本全てネタバレです。ご了承を。)



彼が友達だからよ

再び眠りについてしまったレナード。
昔の映像を観ながら自分のした事が過ちだったのではないかと後悔するセイヤー先生。
その先生に優しく話しかけるエレノアとの会話。

君は僕を“親切な人間”と?
命を与えて また奪うのが
親切な事かい?

 命は与えられ
 奪われるものよ

だが つらい

 親切な人だからよ
 彼が友達だからよ


何よりも大切なもの… 
それを忘れてます 
純真な気持ち…


後援者に壇上で話をするセイヤー先生。
大切なものが何かを思い出させてくれる夏だった。

すばらしい夏でした
命の甦り 汚れない魂
奇跡の夏でした
15人の患者と
周囲の者にとって…
しかし 奇跡の現実が
襲ってきました
薬のせいにして
逃げる事もできます
“病気が ぶり返した”とか
“患者が失われた歳月に
対処できなかった”とか
だが現実は
何が正しく 何が
間違ってたのかは謎なのです
ただ 一つ
薬の窓は閉ざされましたが
別の目覚めがあったのです
つまり人間の魂は
どんな薬よりも強いのです
それを忘れてはなりません
仕事
楽しみ
友情
家族
何よりも大切なもの…
それを忘れてます
純真な気持ち…


最後に感想

純粋に楽しむにはつらい映画。
ただ二人の友情は本当に素晴らしいし、レナードとポーラの食堂でのダンスシーンはずっと眺めていたくなる。
切ないのに甘く幸せなひと時だった。
再び目覚めたレナードは何て言葉を発するのかな…

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