記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

映画【花束みたいな恋をした】名セリフ

東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画がほとんど同じだったことから、恋に落ちた麦と絹は、大学卒業後フリーターをしながら同棲をスタートさせる。日常でどんなことが起こっても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが……。

映画.com - 映画のことなら映画.com (eiga.com)

坂元裕二さんオリジナル脚本の映画。
キラキラする前半と胸に突き刺さるリアルな後半で気持ちをどう落ち着けていいのか分からなくなるような作品。

(太文字が映画の中の台詞です。
台詞の紹介なので基本全てネタバレです。ご了承を。)



電車に乗っていたら
という事を彼は

電車に揺られていたら

と 表現した

たったこれだけのセリフと微笑みだけで気持ちが伝わる。


もったいない

もったいないもったいない
今話しかけないで
まだ上書きしないで
まだ昨日の夜の余韻の中にいたいんだよ
こういう時に聴ける音楽があればいいのに

朝帰りした絹が家に帰って誰とも口をきかずに部屋に閉じこもりながらのモノローグ。
ニヤニヤしちゃいますね。


好きで一緒にいるのに
なんで お金ばっかりになるんだろうね

 ずっと一緒にいたいからじゃん
 そのためにやりたくないことを…

私はやりたくないことしたくない!
ちゃんと楽しく生きたいよ!

 じゃあ結婚しようよ!
 結婚しよ
 オレ頑張って稼ぐからさ
 家にいなよ
 働かなくても 別に家事もしなくても
 毎日好きなことしてればいいじゃん

それってプロポーズ?

今プロポーズしてくれたの?
思ってたのと違ってたなあ…

...…きつい。
一緒に暮らし、現実を色々と考えてしまう麦。
昔のように暮らしていたい絹。
すれ違う2人。
私も「ここで結婚しよ」はないわぁ...…とつぶやいてしまった。


でもね
最後だからこそ
最後くらいは
笑顔で
笑ってさ
じゃあねって
言おうと思ってるんだよ

幸せになってねって
言いたいんだよね


もう最後にしようと思う。
友達の結婚式でお互いに友達に話す2人。
話してる内容もほぼ一緒の2人なのに、2人ではもういられない現実。


最後に感想


前半があまりにもキラキラしていて、もう本当に2人のやりとりが大好きでずっとニヤニヤして観てしまう。
だからこそ後半に私は耐えられない。
でもどっちが悪いとも言えない。
あんなに運命的な出会いをした2人なのに5年で終わってしまうの?
大好きだった小説も漫画もゲームも、大好きだったあの人はもう一緒に楽しんでくれない。
それは2人のためだとしてもあまりにもツラい。
5年って数字もリアル。
それでも、思い返してはキラキラ輝くような花束みたいな恋はやっぱりステキだなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?