映画『ビフォア・サンセット』（2004）

あらすじ（ネタバレあり)

再会の約束を果たさなかった２人の物語。ジェシーはウィーンで開催された自著の出版会見でセリーヌと再会する。セリーヌは約束のあの日、祖母の葬儀があり行けなかったと告白した。
その後２人は夕暮れまで、あれから何をしていたか、今はどうしているのか会話を重ねる。だが、互いにあの日から人生が降下し、現状に不満を抱いることが分かった。ジェシーはウィーンを立つ前、セリーヌの部屋に立ち寄る。音楽に合わせ踊る彼女を眺め、ジェシーは様々な想いを馳せるのだった。

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本作は『ビフォア・サンライズ』の続編である。

前作のあらすじは前回の記事に乗せている。
改めて読むのも面倒だと思うので、ここで一言にまとめると、
「距離感完璧のラブロマンス」だ。

で、その続編の『ビフォア・サンセット』

まさか、２人が約束を果たしていなかったとは思わなかった…！

面白かったのは、ジェシーの方が約束を守っていたこと。
ロマンチストは案外、男の方なのかもしれない。

もちろん、前回に引き続き２人の会話、そのテンポの良さはしっかりと残っており、観ていて面白い。パリの景色も美しく、とてもいい映画体験ができること間違いなしの一作だ。