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映画『第9地区』を観る。
あらすじ(ネタバレあり)
南アフリカに突如UFOが漂着した。機内には栄養失調の宇宙人がおり、人類は彼らに食料と土地を与えた。だがその土地は次第にスラム化し、機関は第十地区への移住を求めた。
移住計画の監督に命じられたヴィカスは、職務中に謎の液体を浴び身体が宇宙人と化す。元に戻る方法は高知能の宇宙人、クリストファーがまず母星に戻ること。ヴィカスは自分を追う組織と戦いながらも彼を故星へと帰す。そして、完全に宇宙化したヴィカスは、静かに彼の帰りを待つのだった。
テーマ:災厄と希望
主人公の目的:人間の身体に戻ること
THE BEST of モキュメント映画!
※モキュメントとは:
架空の人物等の行動などを追い、ドキュメンタリー風にまとめ上げた作品。(ピクシブ百科事典より引用)
本作は、まず開始数分で物語の臨場感に圧倒され、主人公の男に何があったのか不安と興味を植え付ける。そして、おどろおどろしいエイリアンの形相、振る舞いに恐怖を覚えたところで、主人公の男がやらかす・・・。
そこから始まる展開に不憫さを感じながらも、やはり「生きる」ために奮闘する姿に心が打たれた。
で、終幕の完璧さよ。
絶妙なアノ後味に合うものは、溜息しかない。
分かり切っていることだけど、面白い映画は絶対にエンディングを外さないのだ。
ニール・ブロムカンプ、目を離してはいけない監督の一人である。
(『第10地区』期待せずにはいられない・・・)
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