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「雑に作る」を読んで、ものづくりオタク少年の血が騒ぐ

今日は、ものづくりの神髄
オタク少年の血が騒ぐ本をご紹介します

「雑に作る」石川大樹/ギャル電/藤原麻里菜(著)
~電子工作で好きなものを作る近道集~



ちょっと触ると、何か動く装置

電子機器というか、
電子工作がテーマの本

昔はラジオとか作っていましたが、
最近のトレンドは「動き」かな

入力(センサー、スイッチ) → マイコン → 出力(モーター、ディスプレイ、、、)

ちょっとした入力、操作で、何かが大きく動く
みたいな、触覚を刺激するものがおもしろい

センサーの色々

  • 光センサー

  • 曲げセンサー

  • 距離センサー

  • ふつうのスイッチ

  • ちょっと変わったスイッチ

    • 磁石で動くリードスイッチ

    • 傾けると動くチルトスイッチ

たしかに、入力系もバラエティー豊か

マイコンが安く高性能に

処理系は、マイコンでサクッと
昔は、回路を組み立てていましたが、
今は数千円で汎用的に使いまわせるマイコン基板が手に入る

Arduino(アルデュイーノ)とソフト開発

ソフト開発といっても、サンプルコードを少しいじる
あたりから入っていくと、ハードル低そう

ソフトも、とりあえず、触ってみることが大切

出力の色々

モーターとギヤを組み合わせ、
そこに工作物をくっつけて、
色々なものを動かす

ピタゴラスイッチの電子版みたいな感じw

他にも

  • 液晶ディスプレイ

  • LED

  • スピーカー

  • ブザー

などなど、色々な出力があるよね、
というのを思い出させてくれる


とりあえず、ラフスケッチから始める

どうつくるか、の前に
何をつくるか、が大事

妄想 → 構想 の段階

頭に浮かんだ構想を、とりあえず、手書きしてみる

ラフスケッチ、図面化 → 手を動かす、つくってみる
という気軽さ、ノリが大事


基板づくりは、気軽に外注できる時代!

この本では、基板はつくらずに、
ジャンパー線でラフに配線するあたりを強調しているけど、
ちょっと調べたら、基板づくりが超簡単になってる!!

$2からオーダー可能とか

自分でレタリングしたり、
エッチング液の処分に困ったりすることは、もうないのかぁ

そういう時代なんだね、としみじみ

秋葉原のパーツ屋さん

ネット通販

ここでも、Amazonが幅を利かせているw


分解とデバッグが、ものづくりの神髄

ものづくりの前に
「分解」がある

私の原体験も「分解」から
分解すれば、中の構造がわかる

わからないことが、まだまだ沢山あることを知ることが第一ステップ
そんな記憶が蘇る


動かない! となってからが本番(デバッグが超重要)

デバッグ段階でワクワクするのが、オタク少年

動かない状態から、
必ず動くと確信して、没頭する

当然のように、動く
達成感と喪失感

その繰り返しなんだろうな


100均 は、分解目線で眺めると、お宝がザクザクw

100均ショップをながめると、
かなり高度なものが100円で売ってる

分解して、パーツ取りする目線で眺めると
おいしいものが、たくさんある

私も、LR41ボタン電池を4つゲットしたことがあります(笑)

100均 電子工作
100均 パーツ
100均 部品

などで検索すると、いろいろ出てくる


○○警察に注意!

電子工作の様子をSNSにアップすると、
○○警察みたいな人から、注意されることがある、とか

電子工作 警察
技適警察
などで検索すると出てくる

これは、市場が成熟した証
ある意味の飽和状態なのかも

まあ、ネット時代あるあるの風景

注意してくれる人も、
危険なことに目をつむっていられない、衝動から
リスペクトの気持ちを大切に
うまくコミュニケーションを取りたいもの


著者のサイト

おもしろい方々なので、少し紹介

藤原さんは、異色のクリエイター




ということで、
本業とは全然関係ないですが、
ものづくりの底辺を支える、
マニアックな世界を垣間見た感じです


とりあえず、メモして
また、どこかでこういったネタも使えるときが来る気がするので、
この想いを熟成させてみます(笑)

ではでは~



この記事を書いたのは、

収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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