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呼吸法 其の1「朝の瞑想前に〜バストリカ呼吸法」

最近呼吸法を学んでいます。
呼吸法と言えばヨガですが、わたしは瞑想前に体をほぐす意味でストレッチ程度のことはやりますが、ヨガ自体は本格的にやっていません。

ですが、瞑想を続けていくうちに、呼吸の大切さを感じ始めました。成人の呼吸数は平均で1分間12〜20回と言われています。数えてみたら、わたしの場合1分間15回前後でした。呼吸しているところを観察してみると、鼻から入った空気が体の奥深くまで届かないまま吐き出していて、気持ち浅いような気がします。もう少し深く呼吸できるようになると良いですね。

世の中にはたくさんの呼吸法があります。まだまだ勉強の途中ですが、わたしが体験した範囲内で、瞑想だけでなく普段生活していく上でも役立ちそうな呼吸法を紹介していこうと思っています。


バストリカ呼吸法

バストリカとはサンスクリット語で「ふいご」の意味です。バストリカ呼吸法は「火の呼吸」とも言われており、勢いよく吸って吐いてを繰り返して身体に酸素を送り込むことで、内臓を活性化していきます。
素早く身体が温まり活力を生み出していく。火の呼吸と言われるゆえんがここにあります。

また毒素の排出にも効果があるようです。強い風(呼吸)によって体内にある悪いものを排出させるというイメージでしょうか。


個人的に、やってみた印象としては朝一番の深呼吸と似ている感じですね。わたしは朝の瞑想前に軽くこのバストリカを行ってから瞑想に入るようになりました。特に冬は、身体が温まった状態になるので、バストリカを終えてゆっくり呼吸を整えたあと瞑想に入ると、自分の体の状態に気づきやすくなるような気がします。

瞑想を行わなくても、朝一番でこのバストリカを行うことにより体も覚めますし最高の呼吸法だと思います。おすすめの時間帯としてはやはり朝もしくは昼運動する前に行うのも良いようです。


呼吸法は、実践が伴う説明の方がいいと思いますので、文字による説明はしません。代わりに素敵な動画を2点貼っておきます。


こちらの動画は「バストリカ呼吸法」の基本をわかりやすく説明されています(4分)
禁忌および注意点にも触れられています。はじめてみたい方はこちらの動画を参照なさってください。


もう少し詳しく説明されているのがこちらの動画(24分)
バストリカの精神面での効果をも教えてくださっています。一見怪しい雰囲気ですが、とても優しい話し方でわかりやすく説明される方です。


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