2023年 動いて動いて駆け抜けた年
それにしてもよく動いた年だった。
足腰が痛くなってもあたりまえだと自分でも自覚するほど、動いた。身体が痛いのは、介護士という仕事の影響も多かれ少なかれあるかもしれないけど、それだけではないような気がする。いろんなことに興味を持ち、やり過ぎて、ちょっと疲れた。休みたい、けど、動きたい。矛盾するこの意識。
神社巡りはもとより、海散歩はしょっちゅう。セミナーや講座を受けたり、ボランティアなど、興味の惹かれたものはとりあえず手をつけてみた。今振り返ってみると無駄なものは一個もなかった。
具体的には、年頭の東京下町八福神巡りから始まり、折りあるごとに神社巡りをしながら、今年は念願の曹洞宗大本山「永平寺」の参禅体験と、これもだいぶ前から行きたい行きたいと願っていた「永泉寺白山神社」にも行けた。
テーラワーダ仏教協会の瞑想合宿にも行きたかったけど、永平寺との時期が重なり、お金もそんなに余裕がなかったので合宿の方は断念。来年はぜったい行こう。
禅寺での宿坊体験はおもしろい。宗派によって違いがあるのも楽しいし、坐り方ひとつにしても教え方もそれぞれ。住職の法話も聞けるし、年に一回じゃ物足りない。年に数回ぐらいは行きたい。そう言えば、昨年行った可睡斎では毎月参禅に来ているご婦人がいらした。わたしもそのくらい余裕のある暮らしができるといい。
あと、自分のタガが外れたこととして一番に上げられるのが、夏の「バリアフリービーチ in 鎌倉」。これにボランティアで参加したことが、わたしが今まで持っていた価値観というか、自分のもてる意識がびゅんと一足飛びに上がったような気がした。金銭の対価なしに人のために動くこと、これがこんなに楽しいものだなんて、いまさらながら気づき、人のために動くことが引いては自分のためになるんだってこと、心底悟れた出来事でした。
また瞑想の方では、４月から約半年間「呼吸法」の講座を受けた。一ヶ月に一回のオンライン講座だったけど、これがまた奥深く、精神的にも身体的にも得るものが大きく、日々行なう瞑想も確実に深まってきた。
さらにさらに、坐っているばかりでは身体がこわばってしまう。瞑想と言えばヨガなんだけど、ポーズを取るのはあまり好きじゃない。身体を動かす方がいいなと太極拳まで始めてみちゃったりしたのですが、どうやら教えてくれた先生との相性が悪かったらしい。２ヶ月ほど通って止めてしまった。こちらの方は宙ぶらりん状態。またいつか始めるかもしれない。
そして今、酵素風呂にハマっている。
茶色い糠床の中に体全体ずっぽり埋まるのだ。口以外は全部埋まるのでまるでツチノコになったようで妖しく気分がいい。汗もどっさり出るし、身体も芯まで温まって最高に気持ちいい。風呂といえど一回にかかる金額はちょっとかかるけど、日頃がんばっている自分へのご褒美だと思って通っている。体はツルツルになるしデトックスも促してくれる。しばらくはこの酵素糠から出られそうにない。
もうひとつ今年一年がんばった自分にご褒美。先日、美味しいカレー屋さんで美味しいランチ、いただきました。
インスタに上げた永平寺の写真↓
こちらは平泉寺白山神社↓
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